食事中読んではいけないブログ | human being

食事中読んではいけないブログ

先日。

小用を足そうとトイレに行き、少し息んだら大が出てしまいました。

自宅ならば良かったのですが、不幸な事に出先の店舗での出来事。



小専用のスタンディングポーズのまま、ぎこちなく大専用に移る、コンビニに寄ったついでに電気料金を払うシステムには似ていないがボーと飛び乗ったザクがシャア専用で周りに悟られないようにゴックに乗り換えるシステムに似てなくもない。


思いの外、わたくしのランジェリーも無事。

更に他に誰もいなかったので奇行ととられずにすみました。

最近は少々の便意を感じればすぐさまトイレに行くことを心掛けています。


何故なら最近わたくしの括約筋に信用がおけないからなのです。


忍耐や緊張と言う言葉を忘れた我が括約筋。



昔は少々の便意もねじ込む程のパワーを誇ったその筋力も今や空前の灯火。

すぐさま敵の要求に従って開門してしまう脆弱さに悩まされているのです。





先日も然り。



わたくは都会の新名所、六本木ミッドタウン内の美術館へと向かったのです。

丁度クリスマスの時期でしたので立ち並ぶお店は色とりどりのデコレーションで華やいだ雰囲気。

その中を必死の形相で早足で進む40手前の男。



そうです。




わたくしに他なりません。




寒空に浮かぶ脂汗が悲愴です。


先ほどからずっと「toilet」の表示を見つけてはそちらへ向かっているのですが全く到着しないのです。


「これが都会の洗礼か……。」


都会は田舎者には冷たく、トイレをも差し出してくれないのか……。


わたくしはトイレと言う名のオアシスを求めて彷徨う旅人……。



歯を食いしばり、溢れんばかりの涙で歪む視界の先にわたくしは復讐の小さな火種がくすぶるのを感じました。
都会がそんな冷たい仕打ちをわたくしに向けるのならば、こちらも田舎者の意地で報復してやろうと。



「野グ〇」で。

しかしながら探せどもトイレはもちろん「野」さえ見つけられない、ここ東京砂漠。





「負けるものか。」

頬を流れ落ちる液体は溢れ出た涙か、はたまた滲み出す脂汗か。

何時しかわたくしはトイレを求める本来の目的を忘れ、この身を焦がす程の内なる熱き魂の置き場所を探して彷徨うのでした。


この冷たい都会に一矢報いて、そしてわたくしの存在を知らしめるべく……


あの頂へと!


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「epilogue~都会の果て…」





冷たく巨大な、都会の象徴といったそのオブジェの前で一気にパンツを下ろす。


擘く悲鳴と唸りをあげる怒号。


複数のガードマンがわたくしに飛びかかり冷たい大理石に組み敷かれる。



阿鼻叫喚と化す六本木ミッドタウン。




全てはスローモーションのようにわたくしの目に写って行くのでした。



わたくしは目の前の巨大オブジェの頂に手を掛けることもなく、その場所を涙で揺れる視線で見つめ続けました。



そして何人かに飛び乗られて抑えつけられたその下で彷徨い続けた熱い砲弾を暴発させるのでした………











という妄想を巡らせつつ、間一髪、命からがらに辿り着いた六本木ミッドタウン内のトイレで事なきを得たのです。



【postscript~ひとくちメモ】

命からがら辿り着いたトイレのドアを握った瞬間の括約筋と気持ちの緩みに気をつけようぜ!


ちなみに美術館は休館日だったぜ!