つりぼり十番勝負≪ST編≫⑤
釣れそなふりしてあの子 わりと釣れないんだねと
言われ続けたあのころ 生きるのがつらかった
行ったり来たりすれ違い あなたと私の針
いつかどこかで 結ばれるってことは 永遠(とわ)の夢
青く広いこの池 私のものではないわ
竿にひとひらの揺れ 外して外されて
私待つわ いつまでも待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわ いつまでも待つわ
私のルアーに あなたが釣られる日まで
悲しい位に私 いつもあなたの前では
出来そうに見せるテクニック ライズなんていらない
わかりきってる強がり 平気で言ってみても
一匹ぼっちの時には そっと涙を流す
誰も魚の心 見ぬくことはできない
だけどあなたにだけは 釣られてほしかった
私待つわ いつまでも待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわ いつまでも待つわ
せめてあなたの アタリがもらえるのなら
待つわ いつまでも待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわ いつまでも待つわ
夜の蓄光に あなたが釣られる日まで
シブい。
ようやく訪れたキャッチも一時間に一回あるかないかの「ツンツン状態」。
こうなれば、闇の中での釣り、日没後の蓄光(夜光塗料を塗ったルアー)で「爆釣ナイター」をわたくし達は「待つわ」。
【つづく】