つりぼり十番勝負≪FO編≫①
『人の皮を被った悪魔め!…てめえの血は何色だっ!』
(「北斗の拳」南斗六聖拳「義星」 レイ)
「釣りキチ三平」の称号を賭け、「パックン」(スーパー銭湯の入場券売機のタッチパネル方式に「解らんっ!」とマジ切れする昭和の寵児)と激戦を続けた『つりぼり十番勝負』も早二年目に突入。
「もう十番越えてね?」
と言う素朴な疑問も、
「大体、「三平タイトル」の移動ねえじゃん!」
と言う耳の痛いご意見も、
「大して釣りに興味ないから楽しめねえ。」
と言うごもっともなご感想も、
「長いばっかりで全然面白くねえ。」
と言う誹謗中傷も、
この際一切聞き入れず、今年も突き進もうと思います。
今回は管理釣り場『FO』。 都会です。
1日券は無いけれど、どうせ釣りの前の日は翌日遠足の小学生のごとし。寝てられません。ならば朝一番決めてやろうと午前6時にはポンド(池)のほとりに立っておりました。
大して広くないポンドとタカを括っていた2人の目の前には大きな水面が、都会派な整備の行き届いた外灯でキラリと輝いておりました。
「おお!いいね、いいね!」
四十路の大台をひた走る「釣りキチ三平タイトルホルダー・パックン」は、老眼の影響からタックル(釣具)の準備は殆ど前日にしてあるため、受付後はすぐさまキャスティングの体制に入っているのでした。
二人でさしあたり噴水前でキャスティング開始です。
朝マズメはコレ!と決めている銀のスプーン(ルアー)も全くバイト(アタリ)無し。派手めなカラーチェンジでポツポツとバイトが始まりました。しかしながらなかなかフッキング(針に魚が掛かること)に至らない。
「バシャバシャ………よおし!」
そんなわたくしめを尻目に早速のファーストキャッチを決める「三平師匠」。
まだまだ。釣りは始まったばかり。焦っては本来
「バシャバシャ………よおし!」
さらに続ける「三平師匠」。さすが三平の名に恥じな
「バシャバシャ………よおし!」
…………す、凄いです………ね。でもわたくしも負けて
「バシャバシャ………よおし!」
…………そこの噴水、そんなに釣れ
「バシャバシャ………ここかっ!!」
「ここかっ!」ってイヤみったらしいっ!
邪魔になるといけないから噴水の所避けてやってるのにっ!じゃあ投げてやるからな!
「おまつり(他人の糸と絡むこと)上等」じゃ!!
「バシャバシャ………絶好調!また釣れちゃった!」
「中畑清(元読売巨人軍24・燃える絶好調男)」か!?・・・ボケェ!
<つづく>

