つりぼり十番勝負《USJ編》③ | human being

つりぼり十番勝負《USJ編》③

「釣りキチ三平」タイトルホルダー「三平師匠」こと『パックン』(コインランドリーに行くも操作方法が解らずテンパり、動悸・息切れ・めまいに襲われる「救心」なオッサン)の釣りを邪魔しないように忍び寄ります。

コンスタントに上げているようです。Mr.コンスタンティンです。

「鍵を貸してもらえます?寒くって。」


準備はしてきてるんです。万が一に備えリュックの中に「ユニクロのヒートテック」を忍ばせておきました。


「寒くないっすか?三平師匠?」


「平気!下、完全防備だし!」


さすがです。

「OL」は寒さ対策も完璧なのです。そのズボンの下にはすでにタイツを着込み、よく見ると手袋までしています。

「え?履いてないの??何で??」


基本的に暑がりなわたくし。女性の姿を多く見るようになった最近の釣り場で、釣行中に暑くなってズボンを降ろした日には、魚の前に自分が「挙げ」られます。

鍵をもらって車へ。もう限界です。すぐさまヒートテックを着込みたい。寒さで身体から熱量を奪われたからなのか、空腹です。


そうです。『飢えと寒さ』で限界なのです。

下はジーンズ、その更に下はもちろん「おパンツ」に他なりません。狭い車内でモジモジとヒートテックを………考えただけでも時間のロスは明白です。しかも出だしの躓きで釣果の差は歴然。一刻の猶予もありません。わたくしは決意し、人の多く居るポンドの死角となるドアの影で一気に着替える事にしました。


ジーンズを下ろしそのセクシャルランジェリー姿からヒートテックをひと思いに装着。いざジーンズを…と思った刹那、ポンドと反対側のBBQ広場の陰から朝方のギャル集団が顔を出し、「下半身・江頭2:50」と化したわたくしを見るなり、言葉無く来た道を戻って行きました。


わたくしに「プチ発情」が訪れた事は言うまでもありません。



さて、「飢えと寒さ」を乗り越え集中力を回復したわたくしはその後爆釣を迎え……るほど管釣りは甘くなく、その後1時間程でポンドでの釣行終了。しかしながら「ボウズ」は何とか回避しましたがけして褒められたら釣果は出ず、三平師匠にも釣果を聞かずにストリーム(川)での釣りへと移動しました。


その先に「入れ食いタイム」が待っていると信じて。




                                            《つづく》