ボルチンスカヤの殺人スパイク | human being

ボルチンスカヤの殺人スパイク

アナウンサー

「さあ!「火の鳥ニッポン」、序盤から大変厳しい戦いとなっております。解説の仲田さんいかがでしょう?」

解説者

「そうですね。立ち上がりからの連続ポイントで自分達のペースを崩しているようですね。ここはタイム・アウトを…………」

『ピーピーッ!』

アナ

「おっと!解説の仲田さんのご指摘の通り、監督堪らずここはタイム・アウトを取る様です!」
解説

「ええ。良いタイミングだと思います。」
アナ

「さて、ベンチにカメラが向けられます。監督はどういった言葉をかけるのか。」
解説

「そうですね。落ち着かせる様な指示が欲しいですね。」
アナ

「聞いてみましょう。」




選手

「ドンマイ!ドンマイ!これから!これから!」

監督

「おいおいっ…、どうした?飯喰ったろ?え?……おまえは?………納豆?ほう。よし納豆の様に粘り強く行こうぜ!……よしっ!円陣組んでっ!行ってこいっ!」

選手

「はいっ!!…ファイトォッ………オオッ!!!」




アナ

「(笑)いやあ、今回は技術的な事は抜きにして、朝ご飯の事でしたね(笑)、仲田さん。」

解説

「(笑)そうですね。でも出だしの緊張をほぐす意味でしょうね。良いんじゃないですかね(笑)。」

アナ

「さあ、監督の粋な計らい、アットホームな話題で緊張の呪縛から脱出できるか、火の鳥ニッポン!」

解説

「そうですね。これでリズムが変わって欲しいですね!」





アナ

「いやあ!またも相手のポイント!なかなか流れを変えられないニッポン………いかがでしょう?」

解説

「そうですね…少し守備のシステムに狂いが生じているようです。ここは一度確認をとって………」



『ピーピーッ!』


アナ

「監督も同じ思いなのでしょう!すかさずタイム・アウトを要求しました!」

解説

「そうですね。システムの立て直しが急務かと思いますね。」

アナ

「さて監督はどんな指示でこの窮地を脱しようとするんでしょうか!」






選手

「ドンマイ!…取りあえずサインの確認………」

監督

「おおい!どうした?おい、キャプテン。何か顔が腫れぼったいぞ!呑んだのか?え?焼酎か?……え?カルピス…何?バカッ!スケベ!それとお前!その髪の毛の色何だ!…「コリー犬」みたいだぞ!あと、お前!髪の毛結ばない方が似合うと思うんだけど……え?邪魔?だったら………」

『ピーピーッ!』


監督

「時間か………よし。行ってこい。」

選手

「は、はい!……ファイトォッ!……オオッ!」



アナ

「ええと……またも技術的な事はありませんでしたが…。」

解説

「そ、そうですね……緊張からのシステムの狂いと監督はみているのかもしれません……ね?」

アナ

「なるほど。ではここから一気に追い上げるか!ニッポン!」

解説

「そうですね。期待しましょう。」

アナ

「さて、ここから雰囲気を変えて・・・」


『ピーピーッ!』

アナ

「………またタイム・アウトですか?」


解説

「そ、そうみたい…です。」

アナ

「どういった意図があるんですかね?」

解説

「えっ!?…ええと……技術的な訂正を……」

アナ

「聞いてみましょう。」




選手

「一本!一本!」

監督

「おい!そういえばお前!昨日彼ピとデートしたろ?え?……何処行ったの?……お台場?……夜は?…何照れてんだ!あはっ!エッチ!それとお前!ブラジャーはスポーツブラ?…え?そうか?下チチだなあ!えへ!…ならいい。あとおまえ!…ユニホームの下がデカい!もっとピッチピチの方が好き!!それに、おまえ!顔が「プレデター」に似てるっ!」

『ピーピーッ!』

監督

「それにおまえ!何かこうもうちょっと……」

選手

「……フ……ファイトォッ!……オオッ!」








アナ

「………………どう………ですか?」
解説

「は………はあ………。」




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何となくバレーボールのタイム・アウトの時ってたいした事話してない気がする・・・。





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