つりぼり十番勝負《カナダ編》②
到着と同時にカッパを装着です。
何度か来た事のある「カナダ」こと管理釣り場「KF」ですが、これ程までに車の少ないのは見た事ありません。
それもそのはず。
台風の接近と、地震に見舞われ、普通の人は釣りなんぞする訳ありません。
しかしながら我等「釣りキチ○イ」、「釣りキチ五平」のわたくしと「釣りキチ三平」の『パックン』(携帯の画面が薄いと携帯をいぢくると画面が緑色になり、更に激しくいぢくって携帯を真っ二つにした『荒フォー』)の「中2の衝動」は止どまる事を知らない時の中(byミスチル)なのでした。
いざポンド(池)に向うと三平師匠がお出迎えです。
「活性高いと言っときながら………釣れてねぇ(笑)」
おっといきなりの泣きを見せました。
「いやいや。低気圧(台風だけど)接近中ですよ。イケますって!」
低気圧の接近はお魚の食い気が上がり、釣果が上がるのは釣りのセオリー。
これからと気持ちを鼓舞しキャスティング(ルアーを投込む事)に入りました。
何故にこれ程までに今日の釣りにこだわるか…………。
限り無く激しい「土下座」でわたくしは「マイ・ワイフ」、『ジャイ子』
を陥落し、「ニュー・リール」を手にしていたのです。
そして「管釣り」ならぬ「感釣り」を実行し、「感釣り・座頭市」のデビューを華々しく飾る為、糸を今までとは違う、感度良好なものに変えてこの日を待ちに待っていたのです。
「釣れぬなら 感じてみせるぜ 座頭市」
池のほとりに立ち、一句詠んでいざ爆釣の果てしない闇の向こうへ、うぉううぉう手を伸ばす(byミスチル)のでした。
《つづく》