白の詩 ~僕は光を背にして虹をみる~ -12ページ目
薔薇。火事。虹。天使の翼。大伽藍。
いいや。
そんなんじゃない。もっと神々しい
そんな新しい年が
きっと
またやってくる
誰かが馬鹿に見えて
仕様がなかったり
みんなを愛したいと
涙が出そうなくらい
思ってみたり
自分の心が汚いと
思ってみたり
あまりにも空が
美しすぎて
頭を下げたいと
思ったりもして
それでも
美しく生きたいと
思ったのなら
きっと
太宰の観た同じ景色を
観ているのだろう
君も
僕と同じように
太宰の見れなかった
明日を迎えよう
共に
ありがとう
そして
こんにちは
白
今年も来ましたよこの時間
はい。生きてる人ぉー?
はい。okです。
これを読んでる
皆さん生きてますね。
はい。皆さん
生きてて良かったです。
皆さん全員
はなまるです
生きてりゃそれでokなんです。
ぐだぐだ皆うるさいんです。
誰がなんと言おうと
はなまるなんです。
今年も一年良くがんばりましたゞ
はなまる君に
あっげーーーーーーーる
ё
白
着飾っていた
すべてのものを
剥ぎ落とした時に
はじめて本当の姿が
あらわになる
本当の姿にならなければ
冬鳥はやって来ない
それぞれの冬鳥は
それぞれの枝に
白
たったひとことの
優しい言葉で
人は強くなったり
勇気を貰ったりする
優しい言葉ひとつで
人は
強くも優しくも
簡単になれてしまう
だから
優しい言葉を
かけられる君は
何よりも強い
強いんだよ
ホントはね
白
いつも笑顔じゃ
いられない
いつも元気じゃ
いられない
時には涙だって出るし
病気にだってなる
心だって身体だって
怒りに震える時もあれば
やりきれない時もある
眠れない夜もあるし
寝れない夜もある
誰もが皆
悩みながら苦しみながら迷いながら
そして
もがきあがきながら
日々を生きている
当たり前のことだけど
たまには聞かないと
忘れがちな僕らだから
今日は僕が言っとくよ
僕らはみんな生きている
いつも笑顔じゃいられない
これが人間だ
白
寒い夜
東京タワーの
イルミネーションを
ハート型にした
職人さんにも
聖なる夜に渋谷の教会で
パイプオルガンを弾いてる
彼や彼女たちにも
イルミネーション渋滞に
カップルを乗せて
ハマっている
タクシーの
運転手さんにも
世界中にある沢山のツリーを
飾り付けした人にも
毎年恒例の渋谷交差点の
サンタライダー達も
プライベートを犠牲にして
歌を届けてくれる
聖歌隊やアイドルやミュージシャンにも
そして
これを読んでいたり
書いていたり
いつか読むであろう
君や僕にも
メリークリスマス
白
世界はまだまだ悲しみに満ちている
貧しい国で雨に打たれて泣いている子供達
豊かな国で雨に打たれて泣いている少女達
馬鹿な国で雨に打たれて泣いている少年達
世界はまだまだ悲しみに満ちている
でも
今夜くらい
今夜くらい
今夜くらい
メリークリスマス
白
feet on floor
hands in lap
eyes on teacher
mouth closed
ears open
君はあの頃の素直さを忘れてしまったのかい?
素直な方が楽だったろ?
白
黄色い絨毯が隠したものは
朝なのか季節なのか
それとも哀しみなのか
絶望なのかはわからない
もしかしたら
国境かも知れないし
血の海なのかも知れない
はたまた誰かさんにとっての
都合の悪い真実なのかも知れない
でも何にせよ
ゲーテが云うには
黄色は希望の色みたいだから
きっと悪いことじゃない気がする
こんなに綺麗になるのなら
都合の悪いものは全て
希望で隠せばいい
そしたらきっとみんな
今よりもう少しだけ
笑えるんじゃないかな
今よりも少しだけさ
白

