向日葵の黄色が少しずつ色褪せて行き
雲の輪郭がだんだんと柔らかくなって行く

空の天井がほんの少し高くなって
夏の英気をたくさん吸い込んだ季節が
ゆっくりと聖者の行進をはじめた

誰も遮ることの出来ない時のパレード

君の髪が風に揺れて
季節の匂いと黄昏と滲んだ

そんな夜
眠れない僕と君だけに

秋の足音が聞こえた

寝静まっている皆んなより
一瞬だけ早く

こっそりと
ひっそりと