僕の眼は濁っている

汚いものを見過ぎた
僕の眼は濁っている

色の三原色が映る
僕の眼は濁っている


$Dの詩  ~僕は光を背にして虹をみる~



真実は時に
残酷なまでに
心を汚す

そして眼を濁らす

さらに余計なことに
見えなくていいものまでを
僕に見せてくれる


だから僕は日々
綺麗なものを
求めずにはいられない

これ以上もう
汚いものは
見たくないから

だから僕は
綺麗なものが好きなんだ


汚れた世界の中で
輝いている
美しいものだけが
好きなんだ

美しいもの
綺麗なものを
無意識に求め日々
彷徨っている

これ以上
眼が濁らないようにと



ただ
眼が濁ってはじめて
見えるように
なるものがある事も知った

綺麗なもの
美しいもの
ってのは自分の手でも
生み出せるって事だ


だから少しでも
これからは
世界を綺麗で
埋めて行こうと思う


もし君も
眼が濁っているのなら
綺麗なもので
世界を埋め尽くして行こう

互いの為に




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