外に出た瞬間
バケツを
ひっくり返した様な
雨ってやつに
降られた


フラれるのは
性に合わないってのに


僕を打ち付ける
あまりにも
ひどいその雨は

僕の住む街の
四角い空を
さらに狭くしている
電線をも
切り裂いていた


あっという間に
バケツは
空になったらしく

空は瞬く間に
光が漏れ
夕日が滲んでいた


そこには
いつもより
少しだけ
広くなっていた
四角い空があった









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