MARC JACOBS 2016 SS !!! | ダイコ★ブログ

MARC JACOBS 2016 SS !!!

 

 

 はい、ではまずは掲載誌情報からお伝えしますね。

 

 現在発売中の『美ST 7月号』、P26で女優の松雪泰子さんのスタイリングを担当させて頂いています。

 

 松雪さんの美しい暮らしの様子が伺えるスペシャルインタビューのページでは、FENDI(フェンディ)やGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)の最新のウエアやTIFFANY&CO(ティファニー)のジュエリーを着用して頂いています。

 

 是非本誌をチェックして下さ~~~~い!!!!

 

 

 

 画像はその時の撮影の合間にフォトグラファーの下村一喜氏と3人で撮った写真。松雪さんのオフィシャル インスタグラムからのリグラムでございまして、私も時々乱入させて頂いてます!!!

 

 

 

 美STのサイトへはこちらからどうぞ。

 松雪泰子さんのオフィシャル インスタグラムへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 それでは今日はMARC JACOBS MEN(マーク ジェイコブス メン)の2016 SS COLLECTIONのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 まず、早速袖を通させていたのが、こちらの淡いペパーミントグリーンのジャケットでございます。。。なんと夏らしいミントのシャーベットのような爽やかさでございます。。。。着ている自分の暑苦しさを少しは軽減してくれているかのよう。。。

 

 こちらのジャケット、実に夏らしいコットンのシアサッカーを使用していて、少し広めながらもシャープなピークドラペルや、ホワイトのサテンのパイピングを施した胸ポケット等ディテールまでエレガントに仕立てられています。

 

 こちら、パンツもございましてセットアップで着用すると、それはそれはリュクスなムードのアイテムでございますよぉぉぉ。。。

 

 

 生粋のニューヨーカー、マーク・ジェイコブスがクリエイトする2016 SS COLLECTIONは、夏を謳歌するかのような奇想天外な要素から生み出されたオプティミスティックな作品が並びます。

 

 コレクションには相反するテーマが絶妙なバランスで共存しています。ハイ&ロー、フェミニン&マスキュリン、エレガンス&ワークウエア、ロマンス&アイロニー、、、、、、。それらは70'Sのミュージックシーンやストリートのムード、プールサイドのノンシャランとしたイージーな気分を表現していて、様々な表情を持つマーク ジェイコブス マンの一夏のワードローブを作り上げます。

 

 注目のファブリックは様々な表情のコットンです。私が最初に袖を通したジャケットに使われていた立体感のあるシアサッカーや、ざっくりとしたニット、イタリア『Masuterloom』社製の横地に太い畝のある厚手のオットマンは、美しい光沢をアイテムに加え新たな魅力を発揮しています。

 

 

 ホワイトとブラック、アーミーグリーンに様々なトーンのグレーのパレットに、レオパードや着物をイメージさせる繊細なフローラルプリントは今季の重要なアクセントとして登場します。パウダーピンクやミントグリーンとさりげなく個性を主張する彼らの為にオリジナリティー溢れる優しい色合いも注目です。。。

 

 

 まずファーストルックに登場するのはさらに着易くコンフォートに進化したジャケットです。ボディーを締め付けないリラックスしたシルエットながら、さりげなく漂う気品を感じさせ、余裕と遊び心のある男性像を提案しています。

 

 上質なジャケットにコーディネイトするのは僅かに裾が広がったベルボトム、これをクロップドして履く事によって、70'Sのロックンロールの香りを絶妙に漂わせています。

 

 細いスカーフをタイのようにぐちゃっと結び、着物プリントの鼻緒のトングサンダル、トライバルなリングをゴロッと飾って、様々な要素をミックスした華麗な男性像が表現されていましたね。。。。。

 

 

 実に繊細なペールピンク1トーンのルックもマーク ジェイコブスらしい遊び心に溢れた素敵なコーディネイトでしたねぇ。。。

 

 トップスはコットンのニットでございます。少し粗めの編み地で襟元は編み地の端をそのまま生かしたロールアップ、カフスやヘムのリブもゆるゆるでして、こちら展示会で試着させていただきましたが、かなり楽~な仕上がりでございました。。。

 

 コーディネイトしているパンツはホワイトのパイピングを即賞に見立てたサテンのパンツ。リラックスしたトップスに少しフォーマルなムードのボトムスを合わせる部分に、今季のハイ&ローのエッセンスが伺えましたね。。。。

 

 

 今季様々なスタイルで登場するカーキのアイテムは、装いにミリタリーやワークウエアのアクティブさをプラスするアイテムとして効果的に登場しています。

 

 こちらは美しいカーキのスエードで仕立てたコートでございまして、ピーコートのようなマーチンゲールやダブルフロントのディテールを取入れて、男らしいアイテムでございましたね。

 

 パンツはイタリア『Masuterloom』社製のオットマンを使用していて、今季この光沢のあるフォーマルな素材が、カジュアルなアイテムに落とし込まれていて、ギャップを楽でいましたねぇ。。。

 

 

 コレクションの要素の一つに登場するのが70'Sのロックンロールのムードでございますが、マーク ジェイコブスの手にかかるとレザーのアイテムもこんなにエレガントに解釈されておりますよ。。。

 

 まずは何とも言い難いこの赤褐色のレザー。。。。。トレンドのヴィンテージのムードを取入れながらも、カッティングやポケットのディテールなど実にシャープでコンテンポラリーに仕立てられています。

 

 ダメージの具合も実に上品。。。。。ワードローブにすぐにでもマッチする、使い易いアイテムでございましたね。。。

 

 

 このブランドでは毎シーズン楽しいプリントが人気でございまして、WOMEN'Sでも素晴らしいコレクションをクリエイトする彼ならではの、時にはフェミニスティックなまでにエレガントなパターンが、他のMEN'S Wearにはない個性を生み出していますねぇぇ。。。

 

 今季注目なのが何と言っても着物の柄のような和風のモチーフでございます。どちらからというとアロハシャツ等に使われるヴィンテージの古典柄を多用してしていて、取入れ方もリゾート感満載で本来の着物のスタイルとは少し違う解釈で登場しているのもユニークでしたね。。。

 

 こちらのコーディネイトはあえて上下を違うカラーで楽しんでいますが、同じ色にしてショートスリーブとショーツのパジャマスーツとして楽しむのも個人的にはアリかと感じましたね。。。

 

 

 こちらも和柄の一つで『竹』でございます。やはり外国の方が解釈すると日本人が生み出すものより、何処と無く軽やかに仕上がっていましたね。。。

 

 左は小さめのゲージで葉を密集させたもので、右は空間を生かし枝ぶりを楽しんだパターンでございます。。。個人的には右が好き。。。しかも、こんなガウンなんて作っちゃうあたりが、実にマーク ジェイコブスらしいなぁ~と嬉しくなっちゃいましたねぇぇぇ。。。

 

 

 マーク ジェイコブスのメンズウエアは最後にきちんとフォーマルスタイルを提案していて、晴れやかな席が多いニューヨーカーのライフスタイルを意識しています。

 

 シーズンのテーマを色濃く表現したスタイルはルールの多いフォーマルシーンの中で一際注目を浴びるような個性的なアイテムが多く、時には勇気を持ってルールを破ってしまうのもマーク自身のフォーマルシーンへの挑戦する姿勢が伺えます。

 

 一見するとシンプルなタキシードに見えますが、エレガントなムードに粗野な男らしさを感じさせる絶妙なバランスのルックです。シャープなジャケットはシャンタンを使用していて、近づくとその立体的なテクスチャーがリッチです。ラペルの部分や箱ポケットの際に施したパイピングにはサテンを用い、ちゃんとしたフォーマルでも大丈夫な仕立てになっています。

 

 パンツはノータックのストレートですが、あえて裾を長めにブルゾンさせる事で少しハズしていて、インナーのフリルのディテールのシャツもボタンを多めに開けてワイルドな印象です。

 

 これは、自分に自信があり、確固としたアイデンティティーをお持ちの方にピッタリのフォーマルスタイルではないでしょうかぁ???

 

 

 袖を通させて頂いたこちらは、マーク ジェイコブス自身のアウトフィットからインスパイヤされたショートスリーブのニットです。

 

 様々な画像の中で頻繁に彼自身が着用しているどこにでも売っているようなコンフォートなブルーのTシャツを、なんとカシミアで作ってしまったという代物。。。。今季のハイ&ローのムードを一番明確に表現しているアイテムに思えましたね。。。

 

 スエードのコンビのトートとオーロラのサングラスを合わせ、実にシンプルな、でも実にラグジュアリーなデイリースタイルの提案でございましたよぉぉぉぉ。。。。

 

 

 シューズも毎シーズン大注目で、私は去年、ウエアでも登場していたフラミンゴのプリントの生地を使ったスリッポンを購入させて頂いてPARIS Haout couture COLLECTONにも連れて行きましたね。。。。

 

 今季はキーワードの一つとして登場する和風のディテールを施したこんなスニーカーが可愛かったですねぇ。。。皆様これ、何だか解ります?スニーカーのシューレースを外し、キュッと結んだのは柔道着等に見られる黒帯のディテールなんです。あえてサテンでエレガントに仕上げリュクス感をプラスしているのも見事!!!

 

 これは、欲しいで~~~~す!!!!!

 

 

 

 

 様々なオケージョンの中で、より自由に自分らしいスタイルを追求する現代のマーク ジェイコブス マンの為に用意された今季の装いは、キャッチーでユニークな要素を鏤めながらも、しっかしりとした芯の強さを持つ男性達に向けた遊び心溢れるアイテムが揃いました。

 

 女性がその日の気分でアウトフィットを自由に楽しめる喜びを、男性にもお裾分けするかのように、セレクトするアイテムで全く別の表情を見せる可能性に溢れたアイテムが注目でしたねぇ。。。

 

 

 

 私はやはり日本人としての感覚からなのでしょうか、逆輸入的に取入れられていた和風のモチーフが気になりましたね。外国人が軽やかに纏うのとは違い、やはり日本人の血を引く私たちには少し違う解釈になるもの。。。。

 

 敢えて外国人が憧れる、ハリウッド映画に登場するような間違った日本人のように、ピッタリとジェルで固めたヘアに黒い丸いサングラスで、このモチーフを楽しんで見るのも楽しいんじゃないかと思いました!!!!

 

 

 

 

 

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