NTTドコモの不具合は22日昼に完全回復へ--「スマホ急増で能力十分でなかった」
NTTドコモは12月21日、通信設備の不具合に伴い、メールサービス「spモード」利用者の一部で
メールアドレスが別のメールアドレスに誤って設定されるなどの不具合が起こっていることを正式に発表した
影響を受けた可能性のある利用者は約10万契約数にのぼる
今回の件についてNTTドコモは同日に記者会見を開き
インドへ出張中の同代表取締役社長の山田隆持氏に代わり、同代表取締役副社長の辻村清行氏が説明
メールアドレスが別のアドレスに置き換わる不具合については
「spモードサーバには1時間に1回、何か不具合があった場合にアドレスを付与しなおす自動補正機能があり
事象は12月20日18時ごろに概ね解消したと考えている」とした
ただし、すべてが解消するのは12月22日の午前中になると予想し、それを確認した後
ドコモとして完全回復したというかたちにする
それは、念のために顧客のスマートフォンの電源をオフ、オンにしてもらうことで
新しい電話番号とIPアドレスとを紐付ける
また、spモードサーバに接続しているパケット交換機側からリセットをすることで
完全に解消できるが1度に行うことができず、少しずつ時間をかけて実施していく必要があるためだという
また、spモードに関するサービスも念のために一時停止しているが
その完全復旧も12月22日の昼ごろに終わるであろうパケット交換機によるリセットで
完全に不具合が解消されていることを確認したうえで再開する方針だ
以下は、辻村清行氏らが会見で説明した内容
私どもとしてはまずAさん、Bさん、Cさん(「発生した事象のイメージ」の画像を参照)という被害を受けたであろう顧客の特定が急がれる
それらはドコモが所持している通信のログデータを分析することで確認でき、特定にはおよそ1週間かかると想定している
なお、AさんとCさんはspモードメールの顧客だが、Bさんはspモードの顧客とは限らず
iモードメール利用者や他社メール利用者の可能性もある
ただし、AさんからBさんへメールを送った履歴は分かるので、他事業者にご協力いただいたり色々な方法でアプローチできる
発生した事象のイメージ
spモードシステムの構成
不具合の詳細
再発防止については、今回の問題は、スマートフォンの急増に伴うネットワークの処理能力と処理手順が必ずしも十分ではなかったことが起因している。したがってもう一度ここを総合的に見直す。残念ながら8月にも同じような原因での事象が起きたが、その後、全社をあげてドコモのネットワークの処理能力と処理手順を特別体制で確認した。今回問題になっているユーザー管理サーバについても確認したが、その時は私どもが想定する十分な処理能力があると判定した。しかし現実には、今回の事象でその能力が十分に発揮されていないことがわかった。
これはサーバの最適化の問題であり、原因もわかりつつあるが、なぜ8月に確認した際に十分な能力を持ってないことが分からなかったのかということについては、もう少し時間をいただきたい。当面の対策としては、ユーザー管理サーバの最適化を行って処理能力を増強する。また、サーバとパケット交換機の間での処理手順をさらに改善することで今回のような事象を防ぐことができると思っている。これから2~3カ月かけて新たな処理手順に入りたい。
◇質疑応答
不具合の詳細について
関西地区で発生した伝送路の障害がトラブルの引き金となっている
関西の中継伝送路が故障した際に、片系運用していたもう1つの伝送路の復旧作業において光ケーブルを切断してしまい
一時的に伝送路が2~3分ほど全断した。これによってネットワークが異常だと判断され
さまざまな装置が予備のものに切り替わるなどの事象が発生した。
またスマートフォンは常時、交換機などネットとつながった状態になっているが、伝送路が故障したことでその常時接続が切断されてしまった
これにより一斉に端末からspモードセンターへ再接続要求がかかってきたことで、一部サーバが輻輳状態になってしまった
個人情報の流出は?
(今回の不具合では)AさんがBさんにメールを送ると、Cさんのアドレスとして設定される
これはCさんにとっては意図しないBさんに自身のメールアドレスが分かってしまうことになるので
個人情報の流出にあたる可能性はあると考えている
また、BさんがAさんだと思って返信したメールの内容がCさんに読まれてしまう
これについても問題があると考えている
コンテンツの誤課金などの可能性は?
それも論理的には可能性がある 一時停止した21項目のspモードサービスはIPアドレスを使っているので
電話番号とIPアドレスが紐付かないといろいろな事が起きると思う
そこについても通信記録を解析して、実際に何が起きたかを確認しているところ
また現時点でのこれらの内容に関する苦情はない
NTTドコモは12月21日、通信設備の不具合に伴い、メールサービス「spモード」利用者の一部で
メールアドレスが別のメールアドレスに誤って設定されるなどの不具合が起こっていることを正式に発表した
影響を受けた可能性のある利用者は約10万契約数にのぼる
今回の件についてNTTドコモは同日に記者会見を開き
インドへ出張中の同代表取締役社長の山田隆持氏に代わり、同代表取締役副社長の辻村清行氏が説明
メールアドレスが別のアドレスに置き換わる不具合については
「spモードサーバには1時間に1回、何か不具合があった場合にアドレスを付与しなおす自動補正機能があり
事象は12月20日18時ごろに概ね解消したと考えている」とした
ただし、すべてが解消するのは12月22日の午前中になると予想し、それを確認した後
ドコモとして完全回復したというかたちにする
それは、念のために顧客のスマートフォンの電源をオフ、オンにしてもらうことで
新しい電話番号とIPアドレスとを紐付ける
また、spモードサーバに接続しているパケット交換機側からリセットをすることで
完全に解消できるが1度に行うことができず、少しずつ時間をかけて実施していく必要があるためだという
また、spモードに関するサービスも念のために一時停止しているが
その完全復旧も12月22日の昼ごろに終わるであろうパケット交換機によるリセットで
完全に不具合が解消されていることを確認したうえで再開する方針だ
以下は、辻村清行氏らが会見で説明した内容
私どもとしてはまずAさん、Bさん、Cさん(「発生した事象のイメージ」の画像を参照)という被害を受けたであろう顧客の特定が急がれる
それらはドコモが所持している通信のログデータを分析することで確認でき、特定にはおよそ1週間かかると想定している
なお、AさんとCさんはspモードメールの顧客だが、Bさんはspモードの顧客とは限らず
iモードメール利用者や他社メール利用者の可能性もある
ただし、AさんからBさんへメールを送った履歴は分かるので、他事業者にご協力いただいたり色々な方法でアプローチできる
発生した事象のイメージ
spモードシステムの構成
不具合の詳細
再発防止については、今回の問題は、スマートフォンの急増に伴うネットワークの処理能力と処理手順が必ずしも十分ではなかったことが起因している。したがってもう一度ここを総合的に見直す。残念ながら8月にも同じような原因での事象が起きたが、その後、全社をあげてドコモのネットワークの処理能力と処理手順を特別体制で確認した。今回問題になっているユーザー管理サーバについても確認したが、その時は私どもが想定する十分な処理能力があると判定した。しかし現実には、今回の事象でその能力が十分に発揮されていないことがわかった。
これはサーバの最適化の問題であり、原因もわかりつつあるが、なぜ8月に確認した際に十分な能力を持ってないことが分からなかったのかということについては、もう少し時間をいただきたい。当面の対策としては、ユーザー管理サーバの最適化を行って処理能力を増強する。また、サーバとパケット交換機の間での処理手順をさらに改善することで今回のような事象を防ぐことができると思っている。これから2~3カ月かけて新たな処理手順に入りたい。
◇質疑応答
不具合の詳細について
関西地区で発生した伝送路の障害がトラブルの引き金となっている
関西の中継伝送路が故障した際に、片系運用していたもう1つの伝送路の復旧作業において光ケーブルを切断してしまい
一時的に伝送路が2~3分ほど全断した。これによってネットワークが異常だと判断され
さまざまな装置が予備のものに切り替わるなどの事象が発生した。
またスマートフォンは常時、交換機などネットとつながった状態になっているが、伝送路が故障したことでその常時接続が切断されてしまった
これにより一斉に端末からspモードセンターへ再接続要求がかかってきたことで、一部サーバが輻輳状態になってしまった
個人情報の流出は?
(今回の不具合では)AさんがBさんにメールを送ると、Cさんのアドレスとして設定される
これはCさんにとっては意図しないBさんに自身のメールアドレスが分かってしまうことになるので
個人情報の流出にあたる可能性はあると考えている
また、BさんがAさんだと思って返信したメールの内容がCさんに読まれてしまう
これについても問題があると考えている
コンテンツの誤課金などの可能性は?
それも論理的には可能性がある 一時停止した21項目のspモードサービスはIPアドレスを使っているので
電話番号とIPアドレスが紐付かないといろいろな事が起きると思う
そこについても通信記録を解析して、実際に何が起きたかを確認しているところ
また現時点でのこれらの内容に関する苦情はない