米AMRとアメリカン航空、連邦破産法11条の適用を申請

米航空業界3位のアメリカン航空の親会社AMRが29日
ニューヨーク州の裁判所に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した
事実上の経営破綻で、子会社のアメリカン航空とアメリカン・イーグルも申請
米航空業界は需要低迷や燃料価格の高騰で業績が悪化しており
アメリカン破綻が業界再編の呼び水となる可能性もある

アメリカンは日本航空とも提携
AMRは破産法適用期間中もこれまで通りに運航
他社との共同運航やマイレージプログラムの提携も続けるとしている
ただ、同社の破綻は日航再建にも影響を与えそうだ

AMRは同日、アーピー会長兼最高経営責任者(CEO)が事実上の引責で退任し
アメリカン航空のホートン社長がAMRの会長兼CEOを兼務する人事も発表
ホートン氏は「難しい決断だったが、財務的に強い会社になるために必要だった」との声明を発表した

AMRは燃料費高騰のほか、人件費などの高コスト体質が経営を圧迫して業績が悪化
2011年7~9月期決算に1億6200万ドル(約126億円)の最終赤字となるなど4四半期連続で赤字を計上していた

10月以降は株価も急落
AMRは市場の不安を打ち消そうと、老朽化と燃費効率の悪さが指摘される機材の入れ替えや
グループの地域航空会社の売却に着手するなどリストラを進めたが、目に見えた効果は上がらなかった
9月末時点の負債総額は約295億ドル(約2兆3千億円)に上る
このため破産法申請でコストを削減し、経営再建を図る必要があると判断した

※アメリカン航空 1926年に設立された米大手航空会社 本社は米テキサス州フォートワース
50カ国・地域、約260以上の都市に1日平均3300以上の便を運航
日本航空が参加する航空連合「ワンワールド」を1999年に結成
日航とは日米間路線で共同運航(コードシェア)を行っている


AAは以前から企業内構造改革が進まず、高コスト体質である部分が指摘されていた
一応、飛行機は飛び路線は確保されているんだが・・・