<イオン銀行>振興銀買収…数十億円で 30日にも発表

昨年9月、預金を一定額までしか保護しないペイオフが初めて発動されて経営破綻した日本振興銀行を
流通大手イオン傘下のイオン銀行が買収することが29日、明らかになった
買収額は数十億円に上る見通し。振興銀の管財人の預金保険機構が30日にも発表する

振興銀の資産や預金は、預保が全額出資する第二日本承継銀行が引き継いでおり
イオンは承継銀の株式を年内にも譲り受ける
9月末時点の承継銀の資産は約1600億円、貸し出し債権は301億円
イオン銀はこれらの資産に加え、約200人の従業員26店舗のほとんどを引き継ぐとみられる

イオン銀は07年に営業を開始
ショッピングセンター内などに店舗を構え、預金のほか住宅ローンなどの個人分野が主力だが
最終赤字が続いている
振興銀の買収をテコに中小企業向け金融に乗り出し、収益基盤を強化する方針だ

振興銀の受け皿候補には、海外ファンドと組んだ国内金融コンサルタント会社も名乗りを上げていたが
国内での銀行業務を展開しており、中小企業向け金融へも意欲的なイオン銀が最有力候補となっていた