NASAがISS無人化計画に着手、露貨物船打ち上げ失敗で

米航空宇宙局(NASA)は6日
国際宇宙ステーション(ISS)に食料や燃料を輸送するロシアの無人宇宙貨物船プログレスの打ち上げが先月失敗したのを受け
原因が解明されなかった場合に備え、ISSの無人化計画に着手したことを明らかにした

ISSには現在、日本人宇宙飛行士の古川聡さんら6人が滞在しているが
そのうち3人は来週帰還し、残りの3人も11月中旬までにはISSを離れる予定

交代要員の派遣は当初、今月22日に予定されていたがプログレスの事故を受け11月2日ごろに延期される見通し
交代要員が搭乗する有人宇宙船ソユーズはプログレスとほぼ同様のロケットシステムを使用している

NASAのフライトエンジニアのマイク・フォッサム氏は「ステーションを短期間無人にすることはあり得る」と語り
テキサス州ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターの地上管制チームが
無人になった場合もISSの機器操作が最大限自動で行えるよう検討しているという


衛星の破片、落ちるかも 人に当たる確率3200分の1

この秋、人工衛星の破片が空から降ってくるかもしれない
そして世界のだれかに当たる確率は3200分の1
NASAは9日、大気圏への落下が見込まれる人工衛星について「注意報」を発表した

1991年に打ち上げられた大気観測衛星「UARS」(約6トン)で、2005年に運用を終え、現在は高度約250キロ付近を漂っている
高度は徐々に下がっており、9月下旬から10月上旬にかけて、大気圏に突入する見通し

軌道の角度からみて、破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度~南緯57度の間で
日本を含む世界の広い範囲が対象地域になる

試算では大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532キロ)が800キロ四方の範囲に落ちる
この一つが、世界のだれかに当たる確率は3200分の1で、「自分に当たる確率」にすると、21兆分の1になるという
記者会見したNASAの研究者は「破片が有害である可能性はほとんどないが、絶対にさわらないで」と呼びかけた