最近は車屋さんでタイヤをいじると
判で押したように『窒素ガスを入れませんか
』みたいなお話を頂きます
意地悪な、じ~は「窒素ガスかぁ・・」と思わせぶりに考えるフリをしますが
大体・・・『入れたら早く走れるの
』って返してお断りします

まぁ実際にコノやり取りは極端ですが、実際に【窒素ガス】を入れるメリット・・
本当に車屋さんでも正しく理解してる人はいるんでしょうかね
というわけで窒素を入れるコトのメリットは何なのか考えてみましょう
まず何より大きな理由は 空気圧が減りにくい コトですかね
インナーライナーというゴムによって空気はタイヤの中にため込まれますが
実は空気はわずかながらもゴムの中を通り抜けて漏れていくのです
タイヤの使用状況にもよりますが、1ヶ月で10KPaくらいは減ってしまいます
(古い人間には単位が・・分かりやすく言えば≒0.1kg/cm2、1kgf/cm2 = 14.2233psi = 0.980665bar = 98.0665KPa)
それが窒素では、酸素に比べてゴムの透過率が1/3になるのです
タイヤに空気でなく窒素だけを入れておけば、空気圧が下がりにくくなると言うコトなのです
さて、賢明な方はもう気付いたと思いますが・・
窒素を入れれば確かに空気圧は減りにくくなりますが
それは 減りにくくなる のであって 決して減らないわけではない のです
間違っても、窒素を入れることにより、定期的な空気圧のチェックをしなくてもよくなるわけではありません
窒素を入れるというサービスは、売る側の立場にしてみれば
面倒な空気圧の無料チェックが、窒素ならお金を取れるようになるのです
窒素ガス充填サービスは、単に客単価を上げるための手段に成り下がってしまっていて
お客様本位のサービスになっていないのが現状です

結果、窒素を入れておけば空気圧を点検しなくてもよくなると思い込んだり・・
窒素を一度入れると普通の空気を入れてはいけないと勘違いしたユーザーが増えて
空気圧のチェックを全くしなかったり、あるいは窒素を再度補充するためのお金をケチったりして
タイヤの空気圧が低い危険な状態で走っている車が増えているのです
実際、タイヤに窒素を入れたユーザーは普通の空気を入れたユーザーよりも
空気圧不足の状態で走っている率が非常に高くなっています

考えてみれば、普段こうして口から吸っているこの空気の78%が窒素です
普通の空気を入れても8割が窒素なのに、それを9割にしたところでどれだけ変わるかは甚だ疑問ですね
窒素補充が全くメリットの無いものとは言いません
しかし価格に見合うだけの効果があるのかという部分で疑問を持たざるを得ませんし
販売側にも正しい知識を持った人間が驚くほど少ないのが現状です

レースシーンでは窒素が使われていると聞きますが、その理由は何でしょう
窒素は非常に安定した物質で、よほどの高温にならない限り燃えたり、化学反応を起こす可能性がありません
タイヤ中の空気に酸素が混じっていると、火災が発生した時に炎の勢いを助けてしまう可能性があるのです
そのためアルコール燃料を使うレースでは、窒素が好んで使われています
もう一つ、タイヤの中の空気に「水蒸気を含ませない」という目的もあります
空気は暖まると膨張します
空気圧を調整した後に高速道路を走って、SAで休憩中にもう一度空気圧を測ってみると、さっきよりも高くなっているはず
これがボイル・シャルルの法則・・ まあ簡単に言うと熱による空気の膨張
空気圧をあわせたはずが勝手にずれてしまっては困ります
多少なら問題はないのですが、このタイヤの中に入っている空気に湿気が多く含まれていたら大問題
水蒸気は、普通の空気よりも熱による膨張が非常に大きい
熱による多少の空気の膨張ならさほど問題になりませんが
水蒸気が多く含まれているとタイヤが暖まった時の空気圧があまりに高いものになってしまいます
そうなるとタイヤの性能を十分に生かせないことになる・・コンマ何秒を競うレースの世界ではそれは致命的
そんな理由でタイヤの中には湿気を抜いた窒素を充填するのです

ちなみに現在のF1では窒素は使われてないそうです
重要なのは中の空気に水蒸気が混じっていないことなので「ドライエア」と呼ばれる乾燥した空気を使っています
窒素では、それを精製する工場毎で品質にムラがあるコトが原因だそうです
判で押したように『窒素ガスを入れませんか
』みたいなお話を頂きます
意地悪な、じ~は「窒素ガスかぁ・・」と思わせぶりに考えるフリをしますが
大体・・・『入れたら早く走れるの
』って返してお断りします

まぁ実際にコノやり取りは極端ですが、実際に【窒素ガス】を入れるメリット・・
本当に車屋さんでも正しく理解してる人はいるんでしょうかね

というわけで窒素を入れるコトのメリットは何なのか考えてみましょう
まず何より大きな理由は 空気圧が減りにくい コトですかね
インナーライナーというゴムによって空気はタイヤの中にため込まれますが
実は空気はわずかながらもゴムの中を通り抜けて漏れていくのです
タイヤの使用状況にもよりますが、1ヶ月で10KPaくらいは減ってしまいます
(古い人間には単位が・・分かりやすく言えば≒0.1kg/cm2、1kgf/cm2 = 14.2233psi = 0.980665bar = 98.0665KPa)
それが窒素では、酸素に比べてゴムの透過率が1/3になるのです
タイヤに空気でなく窒素だけを入れておけば、空気圧が下がりにくくなると言うコトなのです
さて、賢明な方はもう気付いたと思いますが・・
窒素を入れれば確かに空気圧は減りにくくなりますが

それは 減りにくくなる のであって 決して減らないわけではない のです

間違っても、窒素を入れることにより、定期的な空気圧のチェックをしなくてもよくなるわけではありません

窒素を入れるというサービスは、売る側の立場にしてみれば
面倒な空気圧の無料チェックが、窒素ならお金を取れるようになるのです

窒素ガス充填サービスは、単に客単価を上げるための手段に成り下がってしまっていて
お客様本位のサービスになっていないのが現状です


結果、窒素を入れておけば空気圧を点検しなくてもよくなると思い込んだり・・
窒素を一度入れると普通の空気を入れてはいけないと勘違いしたユーザーが増えて
空気圧のチェックを全くしなかったり、あるいは窒素を再度補充するためのお金をケチったりして
タイヤの空気圧が低い危険な状態で走っている車が増えているのです

実際、タイヤに窒素を入れたユーザーは普通の空気を入れたユーザーよりも
空気圧不足の状態で走っている率が非常に高くなっています


考えてみれば、普段こうして口から吸っているこの空気の78%が窒素です
普通の空気を入れても8割が窒素なのに、それを9割にしたところでどれだけ変わるかは甚だ疑問ですね

窒素補充が全くメリットの無いものとは言いません

しかし価格に見合うだけの効果があるのかという部分で疑問を持たざるを得ませんし
販売側にも正しい知識を持った人間が驚くほど少ないのが現状です


レースシーンでは窒素が使われていると聞きますが、その理由は何でしょう
窒素は非常に安定した物質で、よほどの高温にならない限り燃えたり、化学反応を起こす可能性がありません

タイヤ中の空気に酸素が混じっていると、火災が発生した時に炎の勢いを助けてしまう可能性があるのです
そのためアルコール燃料を使うレースでは、窒素が好んで使われています

もう一つ、タイヤの中の空気に「水蒸気を含ませない」という目的もあります

空気は暖まると膨張します
空気圧を調整した後に高速道路を走って、SAで休憩中にもう一度空気圧を測ってみると、さっきよりも高くなっているはず
これがボイル・シャルルの法則・・ まあ簡単に言うと熱による空気の膨張
空気圧をあわせたはずが勝手にずれてしまっては困ります
多少なら問題はないのですが、このタイヤの中に入っている空気に湿気が多く含まれていたら大問題

水蒸気は、普通の空気よりも熱による膨張が非常に大きい

熱による多少の空気の膨張ならさほど問題になりませんが
水蒸気が多く含まれているとタイヤが暖まった時の空気圧があまりに高いものになってしまいます

そうなるとタイヤの性能を十分に生かせないことになる・・コンマ何秒を競うレースの世界ではそれは致命的
そんな理由でタイヤの中には湿気を抜いた窒素を充填するのです


ちなみに現在のF1では窒素は使われてないそうです
重要なのは中の空気に水蒸気が混じっていないことなので「ドライエア」と呼ばれる乾燥した空気を使っています
窒素では、それを精製する工場毎で品質にムラがあるコトが原因だそうです