唐突に飛行機の話になるが
普通、飛行機は滑走路を使い離着陸をする
滑走路というのは長大で周囲に遮蔽物がなくクリアーな環境でなければならない
そのために都市の中心部に飛行機が乗り入れることが不可能なワケで
技術者達は様々なアイディアを出し、飛行機を作ってきた
ヘリコプターは非常に限られたスペースで離発着出来るんだが飛行速度が遅く(400km辺りが限界とされる)、航続距離も短い
通常の機体を通常離着陸機(CTOL; Conventional TakeOff and Landing)と呼ぶ
それに対して、通常の航空機に比べ短い距離で離着陸できる機を、短距離離着陸機(STOL; Short TakeOff and Landing)
ヘリコプターと同じように垂直に離着陸できる機を、垂直離着陸機(VTOL; Vertical TakeOff and Landing)
飛行船や回転翼機であるヘリコプターはVTOL機とは言わない
またその両方の特製をもつ機を垂直/短距離離着陸機(V/STOL,Vertical/Short TakeOff and Landing)と呼ぶ
第二次大戦後、様々な機が開発されてきたが実用にかなう機は出来なかった
x-18
x-22
XV-3
舞い上がれてもそこから実用にかなう飛行が出来なかったワケだ
V-22は1982年に発表された4軍共同の統合先進垂直航空機 (JVX) の名称で開発がスタート
そう、コレがV-22
ティルトローターの実験機を以前にも開発していたベルと
CH-47などの大型ヘリを開発していたボーイング・バートルがパートナーシップを結び
1985年ベルXV-15をベースとする設計案を提出、この設計案のみ承認されることとなった
コレがベースとなったXV-15
1986年には全規模開発 (FSD) が認められ、6機のMV-22試作機が製造されることとなった
ところがこの時期、SDI計画やATF(先進戦術戦闘機計画後のF-22だな)などに比べ優先度が低く
予算の削減が行われた影響で計画が遅れた
その後、何度か計画の中断が予定されたが結局中止となることは無かった
初飛行は1989年の3月19日、開発スタートから7年が経過してしまった
試作機段階で2度、LRIP(低率初期生産)段階で2度、FRP(全規模量産)で1度の事故が起こったために
「飛行が安定しない危険な機体だ」との印象が強いが、現在では非常に安全な機体となっている
V-22は固定翼面積が小さく固定翼から発生する揚力だけでは上昇・前進が出来ず
回転翼から発生する揚力のベクトル軸の向きを必要に応じて調整し運用する

ヘリコプターの利点である垂直離着陸と固定翼機の利点である長い航続距離や速さを持ち合わせている
主翼の両端に大型の回転翼を装着したターボシャフトエンジンを装備し
このエンジンの角度を垂直にかえることによって垂直離着陸を可能としている

エンジンは垂直より少し後方まで向けることが可能で、速度は出ないが後退飛行をする事もできる
また、エンジンを前方斜めに傾けることによって短距離離陸 (STOL) を行うことも可能

ただしV-22の回転翼は大型のため完全に前方に向けてしまうと地面に擦ってしまう

巡航時にはエンジンを完全に水平にすることによって通常の飛行機と同じように飛ぶことが可能である

ただし、上記の理由により回転翼は幾分斜め上に向けて飛行する場合が多い
この場合、回転翼は広い面積を有し十分な揚力を得られるので、水平飛行時は通常の固定翼機に比べゆっくりな回転だ
なお、2つの回転翼の配置の特性から、垂直離着陸時に片方の回転翼が停止した際の墜落を防ぐため
2つのエンジンを連結シャフトでつなぐことによって、片方のエンジンが止まった場合でも
稼動している側のエンジンによって2つの回転翼を回すことが可能となっている
V-22の最高速度は300kt(約555km/h)を超える
これは高速のヘリコプターの最大速度である200kt(約370km/h)程度と比べると1.5倍
航続距離も空中給油などを併用した場合最大で2,000 nm(約3,700km)以上と長いものとなっている
固定翼を併用するために、回転翼のみよりエンジンの単位出力当たり大きな揚力を得られる
また回転翼機より高い高度に上ることが可能である
また、海兵隊が使用する強襲揚陸艦などで使用できるよう、ローターと主翼は折りたたむことが可能となっている

こんな素晴らしい機体をなんで日本は採用しないのか!非常に疑問だ?
自衛隊はモチロン、海上保安庁・警察等ある意味日本のために存在する様な機体なのに・・
SH-60Kとか開発しても所詮機体が小さいから限界がある

そして民生用として地域のため、足として使える機体だと思うんだけどなぁ
まぁお値段は高くなるかもしれないけど・・今は円高じゃん
《V-22》
全長: 17.47 m
全幅: 25.54 m(ローター含む)
全高: 6.63 m(VTOL時)
ローター直径: 11.58 m
エンジン: ロールス・ロイスアリソン社製T406(ロールス・ロイス社内名称 AE 1107C-リバティー) ×2基
出力: 6,150 shp
最高速度
通常時: 305 kt (565 km/h)
ヘリモード時: 100 kt (185 km/h)
航続距離: 879nm(1,627km)
フェリー距離: 補助燃料タンク使用時 1,940nm(3,593km)
実用上昇限度: 26,000ft(7925m)
上昇率: 2,320ft/min(11.8m/s)
空虚重量: 15.032 t
円盤荷重: 20.9lb/ft(102.23kg/m2)(自重247,500lb時)
最大離陸重量
垂直離陸時: 23.981 t
短距離離陸時: 27.442 t
■離着陸距離
貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約487m(1,600フィート)必要
上空でエンジンを停止させて着陸する『オートローテーション』飛行訓練や単発エンジン着陸訓練
編隊離着陸などの習熟訓練には、最短で約792m(2,600フィート)、最大で約1,575m(5,170フィート)必要
普通、飛行機は滑走路を使い離着陸をする
滑走路というのは長大で周囲に遮蔽物がなくクリアーな環境でなければならない
そのために都市の中心部に飛行機が乗り入れることが不可能なワケで
技術者達は様々なアイディアを出し、飛行機を作ってきた
ヘリコプターは非常に限られたスペースで離発着出来るんだが飛行速度が遅く(400km辺りが限界とされる)、航続距離も短い
通常の機体を通常離着陸機(CTOL; Conventional TakeOff and Landing)と呼ぶ
それに対して、通常の航空機に比べ短い距離で離着陸できる機を、短距離離着陸機(STOL; Short TakeOff and Landing)
ヘリコプターと同じように垂直に離着陸できる機を、垂直離着陸機(VTOL; Vertical TakeOff and Landing)
飛行船や回転翼機であるヘリコプターはVTOL機とは言わない
またその両方の特製をもつ機を垂直/短距離離着陸機(V/STOL,Vertical/Short TakeOff and Landing)と呼ぶ
第二次大戦後、様々な機が開発されてきたが実用にかなう機は出来なかった
x-18
x-22
XV-3舞い上がれてもそこから実用にかなう飛行が出来なかったワケだ
V-22は1982年に発表された4軍共同の統合先進垂直航空機 (JVX) の名称で開発がスタート
そう、コレがV-22ティルトローターの実験機を以前にも開発していたベルと
CH-47などの大型ヘリを開発していたボーイング・バートルがパートナーシップを結び
1985年ベルXV-15をベースとする設計案を提出、この設計案のみ承認されることとなった
コレがベースとなったXV-151986年には全規模開発 (FSD) が認められ、6機のMV-22試作機が製造されることとなった
ところがこの時期、SDI計画やATF(先進戦術戦闘機計画後のF-22だな)などに比べ優先度が低く
予算の削減が行われた影響で計画が遅れた
その後、何度か計画の中断が予定されたが結局中止となることは無かった
初飛行は1989年の3月19日、開発スタートから7年が経過してしまった
試作機段階で2度、LRIP(低率初期生産)段階で2度、FRP(全規模量産)で1度の事故が起こったために
「飛行が安定しない危険な機体だ」との印象が強いが、現在では非常に安全な機体となっている
V-22は固定翼面積が小さく固定翼から発生する揚力だけでは上昇・前進が出来ず
回転翼から発生する揚力のベクトル軸の向きを必要に応じて調整し運用する

ヘリコプターの利点である垂直離着陸と固定翼機の利点である長い航続距離や速さを持ち合わせている
主翼の両端に大型の回転翼を装着したターボシャフトエンジンを装備し
このエンジンの角度を垂直にかえることによって垂直離着陸を可能としている

エンジンは垂直より少し後方まで向けることが可能で、速度は出ないが後退飛行をする事もできる
また、エンジンを前方斜めに傾けることによって短距離離陸 (STOL) を行うことも可能

ただしV-22の回転翼は大型のため完全に前方に向けてしまうと地面に擦ってしまう

巡航時にはエンジンを完全に水平にすることによって通常の飛行機と同じように飛ぶことが可能である

ただし、上記の理由により回転翼は幾分斜め上に向けて飛行する場合が多い
この場合、回転翼は広い面積を有し十分な揚力を得られるので、水平飛行時は通常の固定翼機に比べゆっくりな回転だ
なお、2つの回転翼の配置の特性から、垂直離着陸時に片方の回転翼が停止した際の墜落を防ぐため
2つのエンジンを連結シャフトでつなぐことによって、片方のエンジンが止まった場合でも
稼動している側のエンジンによって2つの回転翼を回すことが可能となっている
V-22の最高速度は300kt(約555km/h)を超える
これは高速のヘリコプターの最大速度である200kt(約370km/h)程度と比べると1.5倍
航続距離も空中給油などを併用した場合最大で2,000 nm(約3,700km)以上と長いものとなっている
固定翼を併用するために、回転翼のみよりエンジンの単位出力当たり大きな揚力を得られる
また回転翼機より高い高度に上ることが可能である
また、海兵隊が使用する強襲揚陸艦などで使用できるよう、ローターと主翼は折りたたむことが可能となっている

こんな素晴らしい機体をなんで日本は採用しないのか!非常に疑問だ?
自衛隊はモチロン、海上保安庁・警察等ある意味日本のために存在する様な機体なのに・・
SH-60Kとか開発しても所詮機体が小さいから限界がある

そして民生用として地域のため、足として使える機体だと思うんだけどなぁ

まぁお値段は高くなるかもしれないけど・・今は円高じゃん

《V-22》
全長: 17.47 m
全幅: 25.54 m(ローター含む)
全高: 6.63 m(VTOL時)
ローター直径: 11.58 m
エンジン: ロールス・ロイスアリソン社製T406(ロールス・ロイス社内名称 AE 1107C-リバティー) ×2基
出力: 6,150 shp
最高速度
通常時: 305 kt (565 km/h)
ヘリモード時: 100 kt (185 km/h)
航続距離: 879nm(1,627km)
フェリー距離: 補助燃料タンク使用時 1,940nm(3,593km)
実用上昇限度: 26,000ft(7925m)
上昇率: 2,320ft/min(11.8m/s)
空虚重量: 15.032 t
円盤荷重: 20.9lb/ft(102.23kg/m2)(自重247,500lb時)
最大離陸重量
垂直離陸時: 23.981 t
短距離離陸時: 27.442 t
■離着陸距離
貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約487m(1,600フィート)必要
上空でエンジンを停止させて着陸する『オートローテーション』飛行訓練や単発エンジン着陸訓練
編隊離着陸などの習熟訓練には、最短で約792m(2,600フィート)、最大で約1,575m(5,170フィート)必要