2008 F1第11戦ハンガリーGP決勝結果


マッサ残り3周で痛恨のストップ!コバライネンが悲願の初優勝!


迎えたスタートでは、3番手スタートのマッサが大外から一気に前に陣取るマクラーレン勢2台を

一気にオーバーテイク! PPスタートのルイス・ハミルトン(マクラーレン)、コバライネンと続き

グロックがひとつポジションを上げ4番手。クビカが5番手に続く

しかし、スピードに勝るハミルトンはマッサに食らいつき、序盤は2台のマッチレースの様相を呈してくる


オーバーテイクが厳しいハンガロリンクだけに、スタート後の数周にあった中盤の競り合いの他は

レース序盤は淡々としたレース展開となる

首位マッサと2番手ハミルトンはファステストラップを互いに塗り替えながら周回を重ねるが

14周目にはその差は3秒と少しずつ間隔が開き始めた


19周目、レースに動きが出る。首位を走行していたマッサがまず1回目のストップを行なった

5番手クビカも同時にピットに入る。翌周には2番手ハミルトンもピットへ

2台の間はほとんどピットイン前と変わらなかったが、2台の間にはフェルナンド・アロンソ(ルノー)

キミ・ライコネン(フェラーリ)が入る。快調に4番手を走行していたグロックは20周終了時点でピットに入るが

やや時間がかかってしまう。3番手コバライネンは22周目にピットに入った


後方を走っていたグループにはギリギリまでストップを遅らせて

変則の2ストップ作戦を行なうチームも多かったが、セバスチャン・ブルデー(トロロッソ)

中嶋一貴(ウイリアムズ)、ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)のピットストップで

なぜか立て続けに燃料が漏れ出火。いずれも小規模で済んだが、ヒヤリとする

なお、最後の最後までピットストップを遅らせたのはニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)

42周目までストップを引っ張った


中盤、首位マッサとハミルトンの間隔は少しずつ開きながらも

変わらずマッチレースが展開されていたものの、42周目に波乱が起きる

2番手ハミルトンの左フロントタイヤがなんとパンク!


これでハミルトンは大きく遅れてしまい10番手までポジションを落としてしまう

これで首位マッサ、2番手コバライネン、3番手グロック、4番手アロンソ

5番手ライコネンというトップ5になった


45周目、首位マッサが2回目のピットイン。新品のスーパーソフトを装着しコースに入る

3番手グロックは48周目にピットへ。コバライネンも翌周にピットへ向かう

その他の上位陣も続々とピットに入るが、2回目のストップで順位を入れ替えたのは

序盤から競り合っていた4番手アロンソと5番手ライコネン

ピットタイミングの妙でライコネンが先行、逆転してみせた


その後しばらく大きな順位の変動はなかったが、4番手ライコネンがグロックとの差を急速に詰め

3位を狙う。首位マッサはコバライネンとのギャップをキープしていたが

なんと残り3周のメインストレート上でマシン後部から大量の白煙が!


マッサはうなだれながらもマシンを降り、これでコバライネンが首位浮上!

2位にグロック、ストレート上のイエローフラッグで追い越しが困難になったため

ライコネンは3位キープにスイッチ。そのままの順位でチェッカーとなった


これでコバライネンが嬉しい初優勝! 2位のグロックも初表彰台となった

3位にライコネン、4位にアロンソ、5位にハミルトンとなった

6位ピケJr、7位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、8位クビカでここまでが入賞

中嶋一貴はニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)とともに思うようにペースが上がらず

14位フィニッシュとなった


2008 Formula 1 Rd.11

FORMULA 1 ING MAGYAR NAGYDI´J Race Result

ハンガロリンク 4.381km×70Laps=306.630km

予選出走20台・決勝出走20台・完走18台


Pos. No. Driver         Machines         Laps Time/Gap Pit Grid/Qualify

1 23 ヘイキ・コバライネン マクラーレンMP4-23・メルセデス 70 1:37'27"067 2 2/1'21"140

2 12 ティモ・グロック トヨタTF108 70 11"061 2 5/1'21"326

3 1 キミ・ライコネン フェラーリF2008 70 16"856 2 6/1'21"516

4 5 フェルナンド・アロンソ ルノーR28 70 21"614 2 7/1'21"698

5 22 ルイス・ハミルトン マクラーレンMP4-23・メルセデス 70 23"048 2 1/1'20"899


6 6 ネルソン・ピケJr. ルノーR28 70 32"298 2 10/1'22"371

7 11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタTF108 70 36"449 2 9/1'21"767

8 4 ロバート・クビカ BMWザウバーF1.08 70 48"321 2 4/1'21"281

9 10 マーク・ウエーバー レッドブルRB4・ルノー 70 58"834 2 8/1'21"732

10 3 ニック・ハイドフェルド BMWザウバーF1.08 70 67"709 1 15/1'21"045


11 9 デイビッド・クルサード レッドブルRB4・ルノー 70 70"407 2 13/1'20"502

12 16 ジェンソン・バトン ホンダRA108 69 1LAP 2 12/1'20"332

13 8 中嶋一貴 ウイリアムズFW30・トヨタ 69 1LAP 1 16/1'21"085

14 7 ニコ・ロズベルグ ウイリアムズFW30・トヨタ 69 1LAP 2 14/No Time

15 21 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディアVJM01・フェラーリ 69 1LAP 2 18/1'21"670

16 17 ルーベンス・バリチェロ ホンダRA108 68 2LAPS 2 17/1'21"332

17 2 フェリペ・マッサ フェラーリF2008 67 DNF 2 3/1'21"191

18 14 セバスチャン・ブルデー トロロッソSTR3・フェラーリ 67 3LAPS 3 19/1'20"963


- 20 エイドリアン・スーティル フォース・インディアVJM01・フェラーリ 62 DNF 4 20/1'22"113

- 15 セバスチャン・ベッテル トロロッソSTR3・フェラーリ 22 DNF 2 11/1'20"144


・優勝スピード:188.790km/h ・最速ラップ:K.ライコネン(フェラーリ) 1'21"195 194.243km/h 61/70

・ラップリーダー:1~18=F.マッサ、19=L.ハミルトン、20~21=H.コバライネン

22~44=F.マッサ、45~48=H.コバライネン、49~67=F.マッサ、68~70=H.コバライネン