国歌の『君が代』
君が代は
千代に八千代に
細石の
巌となりて
苔の生すまで とある
現代訳をすると
君が代は
千年も八千年も
細石が
大きな岩になって
それにさらに苔が生えるほどまで
長くずっと続きますように と言うことか
歌詞の出典はしばしば『古今和歌集』
(古今和歌集巻七賀歌巻頭歌、題しらず、読人しらず、国歌大観番号343番)とされるが
古今集のテクストにおいては初句を「わが君は」とし
現在採用されているかたちとの完全な一致は見られない
「君が代は」の型は『和漢朗詠集』の一本に記すものなどが最も古い(?)
(巻下祝、国歌大観番号775番)
解釈の上で問題となるのは「わが君は」「君が代」の「君」である
古語の「君」には(1)単純な二人称と
(2)君主、王の二義があり、その先後については古くより議論があって
どちらとも容易に定めがたい
王朝和歌の世界においても両様が用いられた
その辺は時代背景により
『あなた』なのか『君主』なのかは違ってくるんじゃないかな?
それよりも細石(さざれいし)ってナニ?
小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ
1つの大きな石の塊に変化したもの「石灰質角れき岩」とよばれる
石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により小石がコンクリート状に凝結して固まる
「君が代」の歌詞に歌われることで、その名が知られているんだが
歌詞中のさざれ石(細石)は文字通り、細かい石・小石の意であり
それが巌(いわお)となった状態のものが現在、さざれ石と呼ばれているようだ
日本では滋賀県・岐阜県境の伊吹山が主要産地だそうだ
また岐阜県揖斐川町春日には君が代の由来となったといわれるさざれ石があり
そのさざれ石は岐阜県の天然記念物に指定されている
さざれ石とその周囲には「さざれ石公園」が設けられているそうだ
そう言えばココ下鴨神社にもある
細石ということですが、ぶっちゃけ
「コンクリート塊にしか見えない」と言ってはなりませんよ!

