阿修羅ントの感想の前に、みっちゃん(北翔海莉)との「夢の音楽会」を見直しまして。

改めて、ことちゃん(礼真琴)て人生5周目?ってくらい人間できてるなと・・・

360° 全方位に気を配れる人ですよね。

 

素敵だなぁと思ったのは、みっちゃんの話に1回も、「わかります」って言わなかったこと。

 

ことちゃんほどの人ならば、ましてや今最前線でその立場にある人ならば、みっちゃんの話てることはもしかすると「あーそれ知ってるー」って話かもしれないし、同じ目線で「わかるー」って共感できるかもしれないって、人間レベル8(偏差値8風に)の私なら思うんですが、人生5周目の琴ちゃんは違うの。

ましてや上級生を立てるための、見せかけの敬い芸であるはずもなく。

 

琴ちゃんは、みっちゃんの一言一言を聞き逃すまいと、そこから学ぼうと、真剣に傾聴してるんだなぁと感じて。

 

20年近いキャリアがあって、あれだけのスキルがあって、人気も人望もあって・・・

なのに、決して知ったぶったり、わかった気になったりせず、相手の伝えたいことを、真っ白な気持ちで受け止めて、理解しようとする素直さ、誠実さ。

凡人なら見過ごしてしまう、ちょっとした感情の機微や事象に、正しく名前を与えることができる力が、礼真琴のすごさなんだろうなぁ。

だから、成長し続けるし、蓄積されるし、豊かになっていくのね・・・

 

そりゃ、ことちゃんを形容するには星組でも宝塚でも足りなくて、

地球

にいきついちゃった生田先生の気持ちもわかるわ。

 

卒業を目前に控えたこの大切な時期に、あえて北翔海莉を呼んだというところにも、琴ちゃんの人間性を感じます。

 

琴ちゃんがお仕えした3人のトップの中で、みっちゃんが一番共演期間が短かく、縁薄く感じるファンも多いはず。

だけど琴ちゃんはしきりに「みちこさんが残してくれたものが今の星組に息づいている、繋がっている」と話していて。

 

ショーの構成にしろ、ナウオンや突撃レポートでの発言にしろ、琴ちゃんの継承へのプライドを感じるにつけ、このタイミングで「星を継いできたもの」であるみっちゃんへの敬意と感謝を示すはからい、粋すぎるよ・・・

 

同時に、これはありちゃんへの気遣いでもあるのかなと感じて。

月組出身のありちゃんは、星組生と過ごしてきた時間、文化の違いなど、ことちゃんにはわからない苦労もあると感じます。

 

みっちゃんもまた、生え抜きトップではなかったひと。

でも、みっちゃんが吹かせた新しい風が、星組の財産になっていると、琴ちゃん証明してみせたわけですよね。

ありちゃんへのエールにも感じられて。

 

白妙ねーさんに同じく、琴ちゃんと同じ時代に生きられて幸せです。