もしかしたら、よくある話なのかもしれないけど。
もしかしたら、私が足りなかったという、それだけの話なのかもしれないけど。
少なくともどちらかは確実に嘘をついている、という状況に於いて。
どちらを信じるべきかということはあまり問題ではない。
意図はなんだったのだろう、と考えている。
その、どちらかの(もしかしたら両方の)人は、私にその嘘をつくことで、私にどうして欲しかったのだろう、と。
結局私は何もしていないのだから、その意図がなんであれ、まだ応えることはできていないはず。
思惑通りに動いてくれなかったことに対してどう思ったのか。使えない、と思ったかな。信じてくれなかった、と失望したのかな。
…仮に最初から全部を真に受けていたとしても、どう動くべきだったのかは解らないのだけど。
嘘をついたのがどちらだとしても。
どちらも信頼できる人だと思っているんです、今でも。
嘘をつく人ではない、と信じているのではなく、短い時間であれ関わりがあって、その考え方に触れてきて
意味の無いことをするような人ではない、と思っている。
意味が解らないのはきっと私の頭が足りないからで。
今、何を思えばいいのかわからない。
誰も信じないという選択は自分にとって一番簡単だから傾きそうになるけれど、非の無い相手にまで不信を向けるのは失礼だし、少なからず築かれている何かがあるのならまだ失いたくない、と思う。
怒ることもそうで、悲しいと思うこともそうで。
だからどんな感情をもって収めるべきなのかわからない。
保留事項の空白ばかり増えていくのは、今に始まったことではなくて。
今までだって何度もこんなことはあったけれど、埋めることはできていない。
誰の言葉にだって、勘違いや先走りや想像や妄想が少なからず混じっている、もの。
自分の言動だってきっとそうだし。
だから全てが真実だとは思えないし、かといって全部嘘だったとも思わない。
その中身が見えなかったのは、私が悪いのか。
仮に何かを求められていたのだとして、それに気付けないのは人としての欠陥か。
昔も今も、同じような場所で躓いている。