防疫対策のための制限措置が、5月3日まで延長されることが決定したドイツ
とはいえ、
スーパーやドラッグストアなどをはじめとする日用品を扱っているお店は、
ありがたいことに、Beforeコロナとかわらずに通常通りの営業を続けています。
(4/15に制限措置の緩和が発表され、徐々に平常化に向かっているようです)
店の品ぞろえも、ほぼほぼ平常の様子を保っているのですが、
品薄になったまま、なかなか以前通りには戻っていかないアイテムの代表が小麦粉です
ドイツの小麦粉にはナンバリングがされていて、種類が豊富
日本の薄力粉~中力粉にあたるタイプは405
中力粉~強力粉にあたるタイプは550
この2種類が、一般の人々が日常で用いるスタンダードな小麦粉でしょうか
日本風の食パンを焼くときには、通常、550、もしくは、1050(これも強力粉のカテゴリーですが、ミネラル分が多くて色も灰色っぽく、もっちり感は減少)を使います。
パンを自作する友人たちも一様にこぼしているのですが、
この550タイプの小麦粉に、品切れが多いのです
私も外出自粛の最中、不本意ながらも2軒回りましたが、550はありませんでした。
近所のオーガニックスーパーでは、粉類は一切並んでいない状態
そば粉すらない!
そこで、試しに405タイプの小麦粉100%で食パンを焼いてみました。
普段は550と全粒粉をミックスし、ドライイースト少なめ(通常レシピの1/3)長時間低温発酵なのですが、
今回は、経過を観察したかったので、一次発酵も普通におこないます。
こねている最中の見た目は550と同じでしたが、
ベンチタイムの前に丸めたり、形成のときにめん棒で伸ばしたりしているときに、
550よりも弾力が少ないかな?と感じました。
405の窯伸びは、550+全粒粉で焼いた時の9割ほどだったでしょうか。
焼き上がりもまあまあ普通です。
引きも、550よりは少なめですが、そこそこ
Fazit
405でも食パンは焼けるんだなーということが分かりました。
次回は、405でも長時間低温発酵してみようと思います