けっつ
尻が痛い。
今日は片道二時間半の電車の旅。
目的駅に着いてウロウロ。
広すぎてオドオド。
緊張して汗ダラダラ。
約一時間駅をうろついた結果、元の場所へ着いた。
仕方なく交番へ。
『〇〇って場所へは、どう行けばいいですか?』
『ああ、簡単だよ』
ご親切に地図を広げて、
『まず、この〇〇通りを北に上って二つ目の信号を西に…』
『ありがとうございます。』
地理に弱い自分に解るはずもなく、現地の親切な人を辿り目的地へ。
帰りも同じ二時間半。
学生の帰宅時間と重なってしまい、賑やかだった。
うとうとした女子高生が自分の肩にもたれ掛かる。
しかも別で二人。
寝たふりをしながら、なぜか天津木村のフレーズが浮かんだ。
降りたら尻が痛い。
卒業式を思い出した。
あやや
つまらない事で怒ってしまった。
きっかけは、たわいもない話。
言葉のアヤ。
普段なら軽く受け流すのに、今日に限っ て耳につく。
怒りは後悔しか生まない。
明日は楽しみな一日になるはずだったのに。
自覚してる以上にストレス溜まってたのかな。
自分にイライラする。
かみきり
昼間は暑い。
風呂上がりのように汗が出る。
なんとなく最近、昔の友達に会いたくなる。
今は何をしているのか。
充実しているのか。
なにより、楽しんでいるかどうか。
そんな思いが過(よ)ぎるなか、実家へ帰ると、一枚の往復ハガキが目についた。
同窓会のお誘いだ。
かつて開かれた同窓会は全て断った。
話すこともないし、聞かれたくもない。
友達とは会いたかったが、なんとなく自信が無い。
そんな理由で不参加だった。
これも年なのだろうか。
今回は二つ返事で『参加』にマルを付けた。
つまらなければ帰ればいいし、そんなに虚勢を張ることもない。
なんとなく同窓会の意味が解ってきたような気がする。