Free Lance BLOW -101ページ目

左上



初めてピアスを開けたのは16歳。

高校に入る前だったから、正確には15歳かもしれない。

興味本位で、友達に聞いたように耳たぶを氷で冷やす。

真偽の程は不明だが、その友達いわく

「右耳に開けるのはゲイの象徴

と言われたので、左耳へ安全ピンを差し込む。

時間は掛かったが、なんとか成功。

しばらくすると、もう一つ開けたくなった。

当時は、よく2つ入りで1つとして売られていたピアスを買っていた。

そんな頻繁に付け替えないので、どうしても一つあまる。

そんな理由からだった。

あれから数年。

もう必要無いかな

と思い、二つ目の穴を封鎖しようと、放置。

それから半年近く放置したものの、何故か中途半端に塞がらない。

もう平気だろう

と、プラスチックのピアスを当てたところ、入ってしまった。

これも何かの縁かと感じ、多少拡張。

案の定、ティッシュ一枚が赤く染まった。

そして痛みと共に、一月を終えるであろう。

出来ないとか言わないの



祖母が車椅子に乗るようになって約二ヶ月。

多少の進歩はあるものの、高齢のせいもあり、なかなか上達しない。

そもそも入院する以前の84年間、車や自転車にすら乗ったことが無いというのも一つの要因だろう。

左を漕ぐとどっちへ曲がるのか

右だけ漕ぐとどうなるのか

いまいち理解していない。

高齢で筋力も衰えている為、他の入院患者さんのようにスピードも出ない。

入院のストレスと、そんなもどかしさが重なったのか、最近は不満ばかりを口にする。

看護婦さんの悪口やら、頻繁に見舞いに来てもらったり。

わがままになっていく。

見舞いに行く度、電車代やら小遣いという名目でお金をくれようとする。

さすがに断る。

愚痴る元気を行動への活力へと変えてもらいたいものだ。

持論



よく、あるジャンルにおいて詳しくないのに「好き」と言う。

それは全然構わない事だと思う。

しかし、それに反応し、否定し始める人がいるのも事実。

「そんなのも知らないで好きとか言ってんの?」

とか言う人や

「にわかだね」

など。

十人十色という言葉があるように、人の容姿や感性も様々であり

当然、好き嫌いだって千差万別。

好きになるのを否定したり、好きなものを拒まれる理由は無いはずだ。

知識をひけらかすのは自由だが、己の価値観が正論だと勘違いするのは如何(いかが)なものか。

否定的な観点では、ますます自分の視野を狭める結果にしか繋がらない。