「第31回全国豊かな海づくり大会鳥取大会」にご出席のため鳥取市内に滞在されていた天皇皇后両陛下が昨日10月31日、倉吉市にも足を延ばされました。これに伴い、山陰本線(鳥取→倉吉)でお召し列車が運転されました。
官報に行幸啓の詳細日程が掲示されるより以前から、ファンには注目され続けてきたこの列車の運転、私としても矢も盾もたまらず、現地に駆けつけることとなりました。
今回の運転区間鳥取~倉吉間は、特急列車ならわずか30分程度で走破してしまう距離です。それゆえ撮影適地も限られ、各ポイントにはファンが集中して大混雑しました。中でも、かつて「出雲」の随一の撮影ポイントとして人気だった泊~松崎間は、今回数少ない順光ポイントとして数百人のファンが集結したようです。
私は種々の都合で当日朝鳥取側からロケハンを始めましたが、その間にも泊~松崎間の激しい混雑ぶりが伝わってきます。私もそこに行きたいとは思いましたが、混雑していてあまりいいアングルでは撮れないのではないかと恐れをなし、結局数か所ロケハンして、撮影者がそれなりに集結していて見通しもいい、青谷駅の鳥取寄りの開けた場所に、カメラと三脚を構えました。
”遅れてきた撮り鉄”こと私、実は機関車が客車をけん引する形で、しかも日章旗を掲げて走るお召し列車の撮影は、今回が初めてなのでした。非常に見たかった「1号編成」は、私が撮り鉄にのめり込み始めた頃に事実上引退してしまいましたし、以前にもあった「サロンカーなにわ」によるお召しの運転も記録写真や動画で知るのみ。
今回こそは!と期するものがあったのです。
私がいた撮影地には愛媛県警からの警備応援部隊の方々が登場。お召し列車撮影時のお約束的な出来事(?)も途中いろいろありました(笑)
このポイントには、撮影者は100人くらいはいたのではないでしょうか。
そのうち、近所の住民の方々も集まり始めました。
練習カットを先行列車で何度も試し撃ち、緊張が高まります。
やがて過時刻を迎えました。

DD51 1186+DD51 1179+「サロンカーなにわ」 浜村~青谷間にて (右下クリックで拡大します)
日章旗をはためかせ、菊のご紋章を輝かせてやって来ました!
ついに見たかった光景が目の前に・・・素晴らしい!
晴れるか否か?が注目されたこの運転でしたが、私がいたこの場所では、晴れると面が暗くなってしまいます。
事前には目まぐるしく太陽が雲に見え隠れしましたが、通過時には曇ってくれて、正直ありがたかったです。
そして興奮もさめやらぬまま、すかさずサロンカーなにわの最後尾を写しにかかります。
