冬にはもうひとつ撮り切れなかった、テキの各部のアップも撮影してみました。
※以下、画像はクリックで拡大します
 
スノウプロウ上下用ハンドル。
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手動式で、プロウの上げ下げは停車中に係員が2人デッキに乗って、息を合わせてそれぞれのハンドルを回転して行います。
冬の訪問時では、福井駅での折り返し待機中に、その作業を見ることができました。
 
521の連結側ヘッドライトとパンタグラフ。
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この画像からは見えませんが、521・522とも、連結側のヘッドライトは、電球が抜かれていました。
 
連結部分。
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両車とも先頭になる側には重いラッセルヘッドが固定されているせいか、カウンターウェイトの鉄板が重ねて、ボンネットの前に取り付けられています。
また、よく見ると、自動連結器の「錠」と解放テコを結ぶリンクが、切られてしまっています。
 
この2両はよく”永久連結”と表現されますが、自連が固定状態にあること、連結側のヘッドライトが点灯しないようにされてしまっていることから、単機でも運転できる構造とはいえ、その表現もあながち間違いではないようです(ちなみに連結側の運転台の座席は、モケットが貼られておらず、ビニールのシート生地がひび割れてボロボロでした)。
90年代の京福時代のイベント写真を見ると、電車をPPで挟んでいたり、今は勝山駅に置かれているテキ6と重連を組んだりしていますので、連結状態が固定されてしまったのは、えちぜん鉄道になって除雪専用になってからのことなのでしょう(ただし重連総括制御はできないようで、運転時はそれぞれのテキに運転士が乗っています)。
 
 
521の車番と製造銘番。
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こちらは、522の製造銘番アップ。
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伝統の日立マーク。我々の世代には、このマークは馴染みがあります。
製番の刻印が見えますが、521の方の刻印は、ペンキで塗りつぶされてしまって判読不能でした。
 
 
 
 
そして今回楽しみだったことのひとつ、521の方は、車内の見学もできるように展示されていました。
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窓に掛かるように取り付けられているステンレスの箱は、ヒーターです。
 
運転席。
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座席は背もたれのない丸椅子のみ。マスコンは特徴的な丸ハンドル型で、床は木製です。
昔の”電関”は、概して造りがシンプルです。
 
検査標記。
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外部には検査標記がなく、車内にこのようにテプラで表示されているのみです。
 
車番と形式と自重。
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えち鉄では形式を「ML521形」と呼んでいますが、表示は「テキ」のままになっています(やっぱり”ML”よりは”テキ”の方が通りはいい感じがします)。
なおもともと京福時代から「テキ」であって「デキ」ではありません。何ででしょうね?
 
 
私鉄電機に興味を持って数年、今までに車内を見学できたのは
・福井鉄道デキ3、デキ11
・富山地鉄デキ12021
・上信電鉄デキ、ED31 6
・岳南鉄道ED402
・・・そして、このえち鉄テキ521が加わりました。
長いこと熱望していれば、願いは叶うんですね(笑)
 
ところで、地元の名鉄デキの車内見学もしてみたいのですが、「たいけん・がく」で小学生同伴限定だったり、昨年の秋の三柿野のイベントでは、実質見学に3千数百円も必要だったり・・・と、縁がありません。
もっとサービス心がほしいですねえ、名鉄さん(苦笑)
 
(つづく)
※画像はすべて'12.4.14撮影

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