興奮冷めやらぬ私の前を、今度はこの車両たちが、前向きで走りだしました。
そう、このミニミニ車両たちは片側にしか運転台がなく、また、転車台などという物はないので、ここまでバック運転で走って来たというわけです。
 
まずは
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この顔は! (右下クリックで拡大します)
昔鉄道雑誌で見た、西大寺鉄道の単端式気動車(リンク先は音楽が鳴りますので、音量にご注意ください)にそっくりです。
この猫みたいな顔、これこそナロー!
 
この車両、後から知ったのですが、何とあの「プリンス自動車」のエンジンを積んでいるそうです。
それもあのスカイラインS50に積まれていた、「G1」型エンジンなんだそうで。
プリンスのエンジンがいまだ可動状態にあるというのも、旧車(自動車の)マニアでもある私としては、たまらないものがあります。
 
この車両を含め、以下ご紹介する車両の詳細については、こちら(りんてつ倶楽部のWebページ)をご参照下さい。
 
 
続いて 
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かわいい!文句なしにかわいいです! (右下クリックで拡大します)
私はこの車両が、一目で気に入ってしまいました。
どなたかがブログでこの顔を「犬みたい」とレポートされていましたが、言い得て妙ですね。
それにしてもこのカラーリング、特にエンジンカバーの赤い逆三角。
これはいいです。
現役当時もこの塗り分けであったようなのですが、誰が考えたのでしょう。
 
これも後で知りましたが、この車両、あの「酒井工作所」製なんだそうです。
そういっても、森林鉄道やナローのファン以外の方には意味がお分かりにならないかもしれませんが、「酒井工作所」といえば、森林鉄道の機関車の一大メジャーブランドなのです。
「酒井」というだけで、森林鉄道ファンは、グッと来てしまうのです。
 
車体はある時期に載せ替えられているそうなのですが(言われてみれば、曲面で構成されたボディーやHゴム採用の窓なんかが近代的ですね)、それにしてもこのデザイン、よくぞ考えた!と喝采を送りたくなります。
 
 
さらに
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これもかわいい!
 (右下クリックで拡大します)
分かる人には分かる、関西電力のオレンジ色。
そういえば、同じ関西電力の、黒部峡谷鉄道の塗装にそっくりですね。
この角度からは見えませんが、車体のサイドには関西電力の社章が書かれています。
 
厳密に言えば、この車両は純粋な森林鉄道用というのはちょっと違うかもしれません。
説明によれば、1975年の王滝森林鉄道本線廃止後も、村の奥の滝越集落から三浦ダムまでの線路が残され、1979年まで関西電力の職員輸送が行われていたそうです。
この車両は、その1975年に新製され、三浦ダムへの輸送に当たったそうなのです。
関西電力の所有であった縁で、木曽の路線廃止後は、同じナローゲージの黒部峡谷鉄道へ移籍して働いたそうです。
 
私は昔、林道を走って三浦ダムへ行ったことがあります。
三浦ダムというのは、ものすごく山奥にあるんですよ。
あそこまで実際線路があったというのは、私としてはとても信じがたいことです。
 
 
そして
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この機関車、何となく見覚えがある形態をしています。 (右下クリックで拡大します)
そうだ、18段スイッチバックで有名な、立山砂防の機関車とそっくりです。
 
この機関車も、王滝森林鉄道としては、末期に入線したようです。
そういえば、北陸重機というのは、ナローの世界でも、割と近年に参入してきたメーカーのイメージがあります。
この山をこえた隣の赤沢森林(保存)鉄道も、90年代に、北陸重機の機関車を新製導入しています。
 
連結されているのはB型客車ですが、木曽森林鉄道にはほかにも「C型客車」という短いのがありましたね。
B・CがあるならA型もあるんじゃないの?と思いますが、それはありません(笑)
知りませんでしたが、このB型客車も、このフェスティバルで運転するため2年がかりでレストアされたという、貴重なものだそうです。
 
 
 
この後、「駅」(停留所?)へ行ってみることにします。
 
(つづく)
 
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