富山地鉄のデキ、「滅多に動かない」と書きましたが、実際こうしたフォトラン以外には、バラスト撒布・廃車回送・チキ車牽引での保線作業、といった、滅多にない仕業でしか動きません。
私が時折書く名鉄のバラスト散布のように、不定期ながらも年中行われているものとは違い、地鉄のバラスト散布は、年に一度くらいしかないようです。
 
そのデキが昨年の夏バラスト散布を行った際、知り合いが撮影レポートしていたのを、その時読みました。
このデキの存在はもともと何となく知っていて、少し気になる存在になっていたのですが、一昨年くらいから私鉄の機関車の魅力に覚醒していた私、そのレポートで、一気に撮影したい熱病にかかりました。
 
昨今ではレイルマガジン誌にも、全国に存在する貸切可能な車両について特集があり、地鉄のデキについても記述がありました。
また、地鉄自体も、今年の春先から、HPに”撮り鉄バンザイ企画”としてこんな情報を、自ら掲載しています。
 
バラスト散布の作業時に撮影ができればいちばんいいのですが、もともと地元民でもない私に、そんな情報を仕入れるのはほぼ不可能です。
となれば、上記の撮影列車走行を、どなたか主催されないかな、喜んで参加するんだが・・・と思っていたところ、今回のフォトランの情報を頂き、参加させて頂くことができました。
 
 
 
8月28日当日は6時台からの走行開始であったため、自宅を午前2時台に出発、5時台に出発駅の稲荷町に到着しました。
現地に着いてみると、すでに参加者の多くの方々が集合していました。
参加の皆さんの顔ぶれを見ていると、地元の熱心なファンの皆さんをはじめ、よく鉄道雑誌の記事でお名前を拝見する方・その道の有名なブログの管理人の方など、そうそうたるメンバーが揃っていました。
皆さんへのあいさつを済ませ、主催者の神岡濃硫酸倶楽部さんの参加証配布や注意事項の説明があった後、デキの発車前に先回りして、撮影ポイントに出発しました。
 
今回のフォトランでは、地鉄の全線をくまなく走る行程が組まれていたのですが、地域外の私には、さっぱりポイントが分かりません。
もちろん事前研究はしましたが、現地ロケハンの余裕はありませんので、とにかく皆さんが沿線で集合されているところを目指しました。
 
まず初めに皆さんが集合されていた場所で、1発目。
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デキ12021+ホキ81+ホキ82 50705レ上滝線布市~開発間にて (右下クリックで拡大します)
 
早朝のオレンジ色の斜光線を浴びて田園地帯を行くデキホキ編成。
初めて目にした、走るデキ。
やっと見られた・・・感動しました。 
(お菓子屋さんはご愛嬌・笑)
 
後撃ち。
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同上 (右下クリックで拡大します)
 
ここでは私の持っている2本のレンズのうち、長い方で撮影したのですが、どうやら望遠端で画面右側が著しくボケる不具合が発生しているようで、最後まで悩まされました。
 
 
次のポイントを探して、線路まで付かず離れず走っていると、ひなびた駅に撮影者が集中しているのを発見。
交換停車がある、月岡駅でした。
皆さん、さすがに良くポイントを把握しておられるようで、ここでは交換電車との並びを狙われているようでした。
私は、駅より少し離れた所で撮影。
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モハ14722+クハ172 604レ (後追い)上滝線月岡付近にて (右下クリックで拡大します)
 
これが交換の604レです。
画面奥には、交換を撮影しようと集まった皆さんの姿が写っています。
富山地鉄らしい電車。
形式名は、14720形クハ170形だそうです。
上記ウィキペディアにもありますが、14720形は1962年日車製で、同時期に製造された名鉄5500系と側面デザインに共通するものがあります。
もともとは前面の上部中央にヘッドライトがもう一つあったそうで、全面2枚窓を除けば、5500系にそっくりだったのではないでしょうか。
 
このような地鉄独自の電車群もできるだけ撮影したく考えていましたが、正直この日一日中次の撮影ポイントをどうするかで余裕がなく、あまり撮影できなかったのが少し残念。
 
 
同じ場所で、デキホキの発車を狙います。
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50705レ 月岡付近にて (右下クリックで拡大します)
 
ちょっと車両が大きく入り過ぎたきらいはありますが・・・
 
この時点でまだ早朝6時台。
熱い暑い追っかけの撮影でした。
 
後撃ち。
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同上 (右下クリックで拡大します)
 
ひなびた雰囲気がなかなか良い感じの周辺でした。
 
 
この後、列車は山岳地帯の立山方面へ向かいます。
 
(つづく)
画像はすべて、'10.8.28撮影
 
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