ED32の単機回送が三島駅に大雄山線5005Fを受け取りに行った後、私たちは場所を移動せず、単回を撮った1区画大場寄りの道路から逆アングルで、大場工場への入場編成を狙うことにしました。
付近では、集結した鉄チャンの群れを見て何事かと思われたであろう、ご近所のご婦人方大勢が、私たちと一緒になって当該編成を待ち始めました。
しかし、予想していた過時間になっても、一向に当該編成がやって来ません。
カーブの向こうから当該でない編成が姿を現すたび、ご婦人方から落胆の声が上がります。
当該以外の電車が、上りに下りに何本も通過して行きました。
練習で・・・と思っていたのですが、飽きるほど撮影してしまいました。
せっかくなので、いくつかご紹介します。

駿豆線の主力、3000系。(右下クリックで拡大します)
1979年から1997年の長きにわたり6次車まで製造されたため、外観にも違いが見られます。
これは一次形です。
鋼製ボディーが特徴。
前面デザインは大雄山線5000系と共通で、伊豆箱根鉄道を象徴する顔になっています。

新しめのスタイルが特徴の、7000系。(右下クリックで拡大します)
バブル期にJR東海道線直通乗り入れを計画していた、伊豆箱根鉄道の野心作です。
車内にはクロスシートを配置し、乗り入れのためJR東海311系と仕様を共通に作られています。
実際はJR乗り入れ計画が頓挫したため、クロスシートの仕様が駿豆線内で中途半端な存在になってしまい、2編成で製造が打ち切られたそうな。

3000系の最終編成。(右下クリックで拡大します)
これは二次形です。
ステンレスボディーにLED行先指示機、スカートの装備など、初期車とは趣が違います。

西武鉄道新101系を譲り受けた、1300系。(右下クリックで拡大します)
外観は塗装を除いて、ほぼ西武時代のままに見えます。
私は学生時代、西武新宿線のユーザーであったため、この電車のカタチは懐かしいです。
さて、予想時刻から待つこと1時間、6月下旬の蒸し暑さに参り始めた頃、くだんのご近所の見物のご婦人方から、歓声が上がりました。
「来た来た!今度こそ来たよ!」

ED32+5005F 三島二日町~大場間にて(右下クリックで拡大します)
カーブの向こうから、気の抜けたような警笛を鳴らして登場!
やっと来ました。長かった・・・
そうそう、コデも見たかったですが、このED牽引こそがメインだったんですよ。(^o^)/
一向にやって来ないので、回りの同業者の皆さんにも「何かあったんじゃないの?トラブルでウヤ?」と不安の声が上がり始めていただけに、ホッとしました。
後撃ち。

(右下クリックで拡大します)
無事ミッション終了。
三島駅近くの、「本町うなよし」で、うな丼を頂いて帰りました。
この店に初めて入ったのは'91年頃でしたか、近くに行くたび立ち寄っています。
休日お昼は行列で30分待ちが普通だとか。
コデもED32もゲットできて、最後はうなぎ。
大満足の撮影旅になりました(^^)
(おしまい)
※画像はすべて、'10.6.21撮影
追記:
昨日発売の「鉄道ダイヤ情報」誌によると、この時大場工場に入場した5005Fが、来たる9月13日に出場で大雄山線に輸送されるとのことです。
この時と逆の輸送パターンが見られることでしょう。
ご興味がある方は、一度行かれてみるのも一興でしょう。