さる7月11日の深夜、名鉄本線黒田~木曽川堤間で踏切事故に遭遇した6501Fが、翌7月12日深夜から13日未明にかけて、一時退避していた名鉄岐阜近くの茶所検車区から舞木検査場へ、修理のため回送されました。
その回送を、舞木付近で見ました。

本線を終電近くから回送された6501Fですが、衝突の衝撃で車体や足回りに傷みがあるせいでしょうか、超低速で茶所から舞木まで、3時間以上かけてやってきました。
牽引には、新川検車区から出動した、デキ601とデキ305の重連が当たりました。
通常ならば、このような回送はデキのプッシュプルで行われるところですが、このたびは衝突で岐阜方先頭車ク6501の連結器も傷んでいるらしく、重連の牽引になったようです。
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デキ601+デキ305+6501F 藤川~名電山中間にて(右下クリックで拡大します)
 
少しでも光源をと、踏切通過を撮影しましたが、何とか、デキ重連に牽引された編成の様子がお分かりになるでしょうか。
深夜であり、もともと光源のほとんど無い地区で、しのつく雨も加わって、撮影条件としては最悪です。
上の画像含め、以下全て拡張高感度(ISO12800)による撮影で、著しくノイズの多い画像が続きますが、ご容赦願います。
m(__)m

 
本宿から舞木に向かって折り返すわけですが、今回は上記のような事情で岐阜方(舞木方)のク6501にデキが連結できないため、更に低速での「推進運転」が行われました。
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舞木(信)にて(右下クリックで拡大します)
 
信号場の光源が得られる所で撮ってみました。
列車は手前方に進行しています。
ご存知の通り、当該事故では衝突した車両が炎上したため、ク6501の先頭部は黒く焦げているのが分かります。
一部塗装がはがれているような所も見受けられます。
 
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もう少し引きつけたカット。(右下クリックで拡大します)
 
うっすらと前面が照明に反射して見えます。
ク6501の、「鉄仮面」特有のステンレスエッチングの前面窓下飾り帯は、炎上にもかかわらず、健在のように見えます。
また、ヘッドライトが片目になっており、運転室内にはサーチライトとヘッドライト装備の、推進運転の前方監視員が乗り込んでいるようです。
編成のパンタグラフは上がっており、室内灯も点灯していますが、ク6501のみ消灯しています。
電気回路にもダメージがあるのでしょうか。
 
 
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舞木検査場に入場していく編成を後撃ちで。(右下クリックで拡大します)
 
デキ重連で押されていく様子がお分かりになると思います。
画面奥に見えるのが、検査場内の灯りです。
 
 
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舞木検査場内1番線に到着。(右下クリックで拡大します)
 
未明にもかかわらず、舞木の職員さんが出迎え、心配そうに見守ります。
向かって右側は、舞木常駐のデキ303です。
 
 
この後すぐにデキ重連は解放され、本宿折り返しで本線を戻っていきました。
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デキ305+デキ601の重連単機 名電山中~藤川間にて(右下クリックで拡大します)
 
最初の、入場編成を撮影したのと同じ踏切で撮影。
高速で飛ばして行きました。
 
以上の一部始終、約1時間くらいの間の出来事でした。
 
 
 
あれから約2週間経ちましたが、今のところク6501の動静は伝えられていません。
一部には、かの1384Fのような異端編成が出来上がるのでは・・・という推測の声もありますが、私が見る限り、下回りや電気回路のダメージはそれなりにあるものの、前頭部に関しては、鉄仮面の象徴の飾り帯も健在なようですし、板金や塗装の手直し程度で出場してくるようにも思われます。
 
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