
新たな作戦を成功させました。
その名も…
【BIGになり過ぎたBIG JOHNを少しだけ控え目に改良するぜ作戦】
勢い余って40cmの大台に乗せてしまいましたが、正直言ってやり過ぎました。
【狂ったファッションセンスを持つ男】
と噂され、ご近所の皆サマから好奇の視線を浴びてもモノともしない強靭な精神力を持つワタクシですが、さすがにこのベルボトムだけは少し躊躇われます。
ライブ専用であれば何も問題は無いのですが…
ワタクシ、ライブ専用の衣装を所持できるほど お大尽ではありません。
そんな勿体無い事はワタクシのDNAが許してくれません。
普段着として着用しなくてはならないのです。
という訳で、裾の真後ろ部分に『ハトメ』という金具を取り付け、紐で絞って微調整を可能にする事が出来るよう、改造手術を施しました。
失敗を隠蔽する為、仕方無く取った措置でしたが、
『却ってカッコ良くなったのでは!?』
と思ったのは、やはりワタクシが
【狂ったファッションセンスを持つ男】
だからなのでしょうか…
さてワタクシ、服を改造する際は手芸店【サンカクヤ】を利用していますが、店内ではかなり浮いてしまう事は自覚しています。
店に一歩足を踏み入れた瞬間、品の良さげなマダムの方々からの好奇の視線が矢のように身に突き刺さります。
一瞬、場の空気が張り詰めるのを感じます。
ワタクシが真剣に材料を物色している様は、かなり異様な雰囲気なのでしょう…
先日、ハトメの販売コーナーに向かうと、1人のマダムが品物を選んでおられました。
そのマダム、ワタクシの姿を確認するや否や、
『はぅあぁぁぁ……!』
と、小さな呻き声を洩らし、その場から立ち去りました…
…失礼な話です……
しかし、心が広いワタクシは怒りません。
理解しているからです。
そのマダムからしてみれば、
『此処には絶対に存在するハズの無いモノ』
そう思われるからです、この場でのワタクシは。
ワタクシも、ドッペルゲンガーなんかと遭遇した際は、このマダムと同じ反応を示す事でしょう。
だから怒らない…
いえ、怒れないのです。
こんなワタクシですが、これからも挫けず【サンカクヤ】に通い続ける所存です。
いつの日か…
『おっ!兄さん、今日は良い品 揃ってるよ~』
と、店員サンに声を掛けて貰える日を夢見て…