■ 夫の新作(古本・自己啓発本・参考書・新刊の各ガイド) ■

 

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私は

小5の3学期ごろから
中1の2学期ごろにかけて

月刊の読物雑誌「少年」で
江戸川乱歩作の探偵小説

『怪奇四十面相』と、それに続く
『宇宙怪人』を

夢中になって読んだことがありました

当時の雑誌はとうに失われてしまったので
Kindle版の江戸川乱歩作品集を買って再読してみますと

登場人物では

明智小五郎探偵と
助手の小林少年と
怪人四十面相が

心に残るシーンでは

鳩のあしにくくりつけられた
紙製の空飛ぶ円盤が
夕闇に紛れて
東京の銀座上空を飛んでいくシーンが

実に65、6年ぶりに
記憶の淵からよみがえったのです

そればかりではありません

作者の巧みな語り口によって
いつの間にか
物語の世界に引き込まれてしまった

その、不思議な感じを
今になって
追体験することもできたのです

私は、6、7年前から
デスクワークの合間に
折に触れて
推理小説を読むようになったのですが

その兆しは

すでに小学5、6年のころに現れていた
といっても
過言ではないのです