海洋研究開発機構は、2011年3月11日の巨大地震により、
太平洋プレート内部の力の向きが変わっていると発表した。
これにより、マグニチュード8クラスの余震が起こる可能性があるとしている。
研究チームは、巨大地震を起こした太平洋プレート内部を調べるため、2011年4月から
7月にかけて20台の海底地震計を設置した。
それによると、震災前のプレート内部は、深さ20kmを境に力がかかる方向が逆だった
が、震災後は少なくとも40kmまでかかる力が同じ方向に変わっていたことがわかった。
これにより、震災前は20km付近で止まる地震も、震災後は深さ40kmまで大きくプレートが、
割れることで最大マグニチュード8クラスの余震が起きる可能性もあるという。
研究チームは、春ごろから、さらに詳細な調査を進めたいとしている。
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東北沖、大地震が起きやすい状態に…震災で変化。
マグニチュード8級の大地震が発生しやすくなったという。
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