🐧天へ…還りました🐧😢
サロン希望の燕の子たち…終わりは突如としてやってきました。
昨日、6月25日(日)、朝8時にお店に入ろうとするときに、巣を見てみると、あれおらんなっちゅう?どうしたがやろう?と怪訝に思いました。店内をある程度整えて、再び外に出て、確認しても、やはりもぬけの殻なのです。巣立ったから?そんな事はありません。6月8日、雛が卵から孵ってわずか17日です。それについこないだまで雛毛が見えていたのに…それに飛行訓練の段階でもなかったのです。考えられる事はただ1つ、カラスに攫われて捕食されてしまったことなのです。
そういえば、お店に向かう途中、2羽のツバメがヒステリックにピピッピピッと鳴きながら飛んでいたのを見ました。その時に、我が子をさらわれたことに対する狼狽だったのだと気づいたのです。おそらく父燕パコと母燕イザベラだったのでは?子達を失った悲しみで半狂乱だった…それが私が見た親ツバメの最後の姿でした。
私が最後に、4羽の雛たちを見たのは、6月25日(日)の未明午前4時でした。お店に寝泊まりしていて、アパートに帰る前です。そして、再び入店したのが午前8時です。つまりその4時間の間に惨劇が起きたのです。カラスは大抵、襲撃をかける前に、巣を下見していて、雛が何羽いるのか、仔細にチェックしております。場合によっては自らの黒い羽根を落として目印をつけることもあるのです。私はそれを見つけたら、当然取り除きます。カラスたちはその雛たちのいる巣に目をつけた後は、隙あらば、仲間と共に1羽ずつ平等に攫う計画を立てるのです。雛鳥4羽なので、カラスも1羽ではなく、4羽群れをなして襲撃します。襲撃をかける飛行中のカラスの5羽編成が頭上を飛んでゆく光景を見たことがあります。経験的に、今まで観察していて、朝の6時から8時位が多いようです。もちろん、ツバメたちもカラスの襲撃を黙って見過ごすわけはなく、夫婦やママともパパとも、近所のツバメたちも協力して迎撃体制をとります。ツバメの方がカラスよりも数倍早く飛びますので、速さを生かして回り込み威嚇をし続けます。それを続けるとたじたじになって退散するのです。ゴミの日にカラスは生ごみを漁りにやってきますが、そのカラスがツバメたちに撃退されているのをちょくちょく見ます。
今回は、餌の採集を夫婦で代わり番こにやっている最中、一瞬の隙をつかれて、カラスたちの襲撃にあったのでしょう。一瞬の事だったと思います。時は既に遅し、あれよあれよと言う間に攫われてしまいました。
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私も史上最短最速で飛行に成功して、巣立ったものだと信じたかった…飛行に成功して、巣立った後、大抵、午後には雛たちが戻ってきて、空で電線の上で一家団欒をしているものです。しかしそれもありませんでした。
午前中からお昼午後2時にかけては、ママ友パパとも、あるいは近所の大人のツバメたちが巣に近づき、『ツビッ!ツビッ!(おーい、おーい)』と問いかけているのが聞こえてきました。ここに巣があり、ここで子育てをしていると言うのは、ここら辺界隈のツバメたちには周知の事実だったのです。異変が起きていることに気づき、午後3時ぐらいには、おとな燕たちがサロン希望の近くの空をしきりに舞っておりました。遥か遠くにカラスが1羽舞っているのも見えました。
以前いちどカラスなどの外敵から襲撃をかけられていて、その時には防衛に成功したのではないかなと推測しております。6月23日の金曜日だったと思います。その日はツバメたち夫妻がやけにヒステリックにささいなことでも威嚇していたのを鮮明に覚えております。いちど襲撃をかけられると、その日は半日位ピリピリして機嫌が悪いのです。郵便受けの確認や照明を付けようとをするだけの私にも強く当たってきました。
今年のサロン希望のツバメたちはこれでおしまいです。来年はうまく子育てから飛行がうまくいき、無事巣立つところまでたどり着ければなと強く強く祈っております。🙏🙏🙏🙏⭐️⭐️⭐️⭐️