鏡川の守り神・お千代さん | まるはばのブログ

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高知で整体サロンを営む店長の気まぐれ日記です



今朝は、おちよ地蔵と鏡川堰と川べりのそばにある魚道を撮影してみました。おちよ地蔵、この近辺ですので、ご存知の方も多いと思います。時は江戸時代、鏡川の度重なる氾濫に悩まされていた人々は川の神様に人柱を捧げようとしたそうです。まだ13歳だった少女ちよに白羽の矢が立ちました。村人達はお母様の生活を保障してあげるという約束と引き換えに、ちよは人柱になり、尊い犠牲となりました。




問題はその後なのです。村人たちはそのお母様の生活を保障してあげるという約束をすっかり忘れてしまっていて、やがて失意のうちに寂しく亡くなっていたのだそうです。やがてその報いはきました。数年後の夏、豪雨が降り、鏡川が氾濫して、村人たちの生活に大打撃を与えました。そして村人たちは、ちよのお母様をないがしろにした罰が当たったのだとささやかれるようになったのです。こうして、村人たちは、ちよとそのお母様の二体のお地蔵さまを建立するにいたりました。おちよ地蔵は地元の人たちから敬愛されており、道行く人たちが手を合わせております。この娘母は鏡川の守り神になったのです。そういえばニュースでお千代地蔵供養 鏡川安全祈願祭りが報道されておりました。



717日の火曜日だったのですね。


最新の治水事業をもってしても、大自然の脅威にはやっぱりかなわないものです。西日本の彼方此方で、降りしきる豪雨、堤の決潰、河川の氾濫、そしてたくさんの死者を出し、尊い人命が失われてしまった記憶を、決して風化させてはいけませんね。


昨日は土用丑の日でした。皆様はうなぎを食されましたか?食べそびれてしまった方大丈夫です、次の81日があります。うなぎの絶滅が心配されておりますが何とか増やしてこの食習慣を守ってゆきたいですね。私が好きなのは、愛知・尾張・名古屋が誇る、絶品ひつまぶしです。


最後に今日の燕さんの写真です。







ここまで大きくなりました。今朝早朝はカラスの鳴き声がしきりに聞こえてきました。カラス達が巣の雛たちを物色していた模様です。カラスの鳴き声の後、燕夫婦、♂🐧承太郎と♀🐧ジェニファーの威嚇する声が聞こえて来ます。緊急発進してカラス達を追い払っているのです。


か細かった雛たちもだんだん鳥らしくなってきました。頭頂の雛毛がだんだん取れてきております。どうやら3羽だったようですね。徐倫、エルメェス、エフエフの3羽、このサロン希望の軒下で息づいております。


昼下がりなりましたが、まだまだ酷暑が続きます。外出の際は、時々水分補給をしながら、熱中症にはくれぐれも気をつけましょうね。それでは引き続き週末をお楽しみください。