最近、この人残念だなぁって思ってしまう人が実に多いです
家のすぐ裏のおじさん
お父さんの幼馴染なんですけどね
痔ろうで入院しています
なので、3週間ほど前に家の両親がお見舞いに行きました
おじさんは父の幼馴染です
つい数日前、お父さんの弟の嫁（わたしのおばさん）とその娘（私のいとこ）が
お見舞いに行ったときの出来事
家のお母さんのことを
「なにあれ、痩せこけて気持ち悪い。あんな人にお見舞いに来て欲しくなんてなかった」
そう家の身内に言ったそうです
たしかに、おかあさんは病気をしてから急激に１０キロ以上も痩せて
肝臓の機能が低下し、肌の色が少し変わり
人相は決して良いとはいえません
姿は変わっても、中身は変わりません
たかが姿が変化したくらいで気持ち悪い人に来て欲しくないって
しかも、家の身内に言うことなんでしょうかね
非常に残念です
お母さんを悪く言われたことではなく
その人の心の無さに残念です
こういうおとなは意外に多いですね
とくに、５０代６０代くらいの方は
なんでしょう、我が強く、人の心を思いやれない方が多い気がします
言いたいことを言い、やりたいようにやり、自分さえよければいいというタイプが多い
家の両親には、そういう人間にはなるな的なことをしつこく言って聞かせています
最近やっとその意味がわかってきたようです
最近教えたことを紹介します
今から、４，５年前にわたしが知人から教えられたたとえ話です
「自分が誰かと二人、向かい合ってお互いが欲しいものがいっぱい浮いた水の中に入っているとします
それをより多く欲しいと思って、
自分に向かって手のひらでどんどんかき集めるとどうなると思う？
水は、６の字を描きながら自分の目の前を通り脇を通り過ぎその流れは相手の方に行ってしまうよ
反対に、「どうぞ、どうぞ」と、手の甲で相手に向けて流してみたらどうなると思う？
相手の目の前、胸に向かって流れる そしたら相手はきっと喜ぶね
そして、その人の胸に一度当たった水はそこで６の字を描いて自分の背中に回ってくるではありませんか
ただ、回ってくるのではなく
その人の喜んだキモチが上乗せされてやってくるのよ」
そんな風に誰もが人を思いやっていけたら
きっといい世界になるんだろうなぁと思います
だから、痔ろうで入院している近所のおじさんの言葉を聞いて
かなり憤りを感じ腹を立てましたが
ふと、かわいそうな人だなと、
残念な人だな、と思いました
少なくともわたしの両親がそういう残念な人じゃなくてよかった