vol.185(2022.3.9)


やや来てます

花粉症が🤧

もともと軽いほうですが

ここのところの暖かさに

目のほうが少しやられ始めました

コロナのおかげで

マスクはしているので

鼻の方はまだ軽めですが


花粉症はアレルギーの一種なので

食事などでも改善の余地ありだし

鍼灸治療でも何らかの

改善は考えられます

病院やお薬で効果のない方は

一度お試しください😄


呼吸器系の異常で

花粉症は典型的な例ですが

今回はその中でも

呼吸の異常を

まとめていきたいと思います



Impossible is Nothing!

(不可能なんてありえない)

 

東洋医学に根づく

治未病という

考え方

 

簡単に言えば

病気になる前に治す

ということである

 

現代風に言うなら

予防医学になる

 

どんな病気にも

原因があり

それをいち早く見つけ

退治してしまう!

 

東洋医学を通して

身心一如を身につけ

不可能だと思えることにも

果敢にチャレンジする

そんな考えを1つでも

お伝えできれば

嬉しいです爆笑チョキ


今回は呼吸の異常について

まとめていきたいと思います

そもそも正常な呼吸とは

健康成人で16~20回/分

とされています


  呼吸の異常

まずは呼吸数における異常から

頻呼吸

正常呼吸よりも回数が増えたもので

1分間あたり24回以上になります

心不全•肺炎•髄膜炎•尿毒症などの疾患や

ヒステリーや興奮刺激などの

心因性呼吸促進などでもみられます


徐呼吸

正常呼吸よりも回数が減ったもので

1分間あたり12回以下になります

脳圧亢進•気管支閉塞•モルヒネ中毒など

疾患の病態としてみられるほか

睡眠や麻酔などで呼吸中枢の

興奮性が低下したときなどにみられます


無呼吸

呼吸が一時的に10秒以上停止する状態で

睡眠時無呼吸症候群が有名です



次に呼吸の深さの異常

過呼吸

正常呼吸よりも深さが増大し

毎分換気量が増加した呼吸です

甲状腺機能亢進症や

貧血などでみられるほか

健康な人でも運動直後に

みられたりします

また深さに合わせて

回数も増加するものを

過換気(換気亢進)といい

尿毒性昏睡や糖尿病性昏睡などで

みられるほか

過換気症候群として

精神的な不安に襲われたときにも

みられます

過換気症候群はテタニーを来す

原因疾患にもなります


減呼吸

正常呼吸よりも浅い呼吸で

毎分換気量が減少したものになります

肺気腫などの疾患

呼吸筋の機能低下や

胸郭の可動性障害などでみられます

深さが浅くなるのに合わせて

回数も減ってくるものを少呼吸といい

死期が迫った際など

呼吸停止の直前に見られます

反対に深さが浅く呼吸数が増えるものを

浅促呼吸といい

重症の肺炎や肺水腫などでみられます



呼吸リズムの異常

チェーンストークス呼吸

呼吸が徐々に増大したり

反対に徐々に減少したりして

最も減少しているときは

一時的に呼吸が停止しているような

周期的な異常呼吸になります

まずは数秒から数十秒の

無呼吸から始まり

ゆっくりとした浅い呼吸が起こり

徐々に深い呼吸になります

その後再び浅い呼吸に戻り

呼吸が一時的に停止します

これを30秒から2分くらいのサイクルで

繰り返します

各種疾患の末期や尿毒症

脳血管障害や心不全などでみられます


ビオー呼吸

呼吸リズムや呼吸の深さ

無呼吸時間など

あらゆるものが不規則で出てくる

異常呼吸になります

橋や延髄の疾患や頭蓋内圧亢進

そして脳血管障害などでみられます


クスマウル呼吸

深くて早い呼吸が

規則正しく続く過呼吸で

苦しそうな様子を呈します

糖尿病性昏睡や尿毒症性昏睡

代謝性アシドーシスなどでみられます


呼吸の様式に関する異常

奇異呼吸

正常な呼吸とは反対に

吸気で胸壁が陥没し

呼気で膨らんてくるもので

胸部の外傷時にみられることが多いです


努力呼吸(呼吸困難)

安静呼吸では通常使わない

呼吸補助筋を使用して

呼吸を行っている状態です

吸気では胸鎖乳突筋などの使用がみられ

呼気では内肋間筋や腹筋の収縮が

感じられます

心不全(特に左心不全)や

呼吸器疾患などでみられます


起座呼吸

努力呼吸を必要とする疾患で

臥位に比べて座位のほうが

呼吸が楽になる状態になります

気管支喘息の発作時や

心不全•肺うっ血などでみられます



以上が呼吸の異常になります

異常といっても

呼吸の回数や深さは

健常な人でも様々な要因で変化するため

症状の出現=疾患とはなりませんが

いつもと違う」と

気付けることが大切になるので

それを踏まえて

頭に入れておくと良いかと思います

特に運動指導される人には呼吸は

クライアントさんの状態を把握する

重要な手がかりの1つになるので

呼吸の確認は

セッションの最初から最後まで

気にかけておくと良いかなと思います



まだまだ「カラダの仕組み」や

「カラダの異常」など

まとめていきたいことは

たくさんありますが

国家試験も終わり

そろそろこのブログも

仕事モードに移行していこうと思います


今後はこのブログを通して

これまでの経験や

この3年間で再確認したものや

新しく得た知識をもとに

独自の視点で

トレーニングやパフォーマンス

健康について

お伝えしていこうと思います


「カラダの仕組み」

「カラダの異常」に関しては

ちょくちょくまとめていきます!



最後まで読んで頂き

ありがとうございました🙇

皆様に少しでも

気づきのある

一日でありますようにウインク