vol.36(2021.10.11)

 

週末は本当に天気が良かったですね☀️

これぞまさしく

体育の日

(10月10日はず〜っと昔は体育の日😜)

って感じでしたね

晴れ☀の特異日らしいですよ

 

汗をいっぱいかいて

体内の新陳代謝された方も

多いのではないでしょうか

 

私はお世話になってる

中国人の鍼灸師の先生のとこで

久々のメンテナンスを受けきました

オンライン授業などで

狂った身体のバランスを調整です

 

さて

ここまで生理物質の

気と血の異常(病理)について

まとめてきました

 

今回は津液の病理を

まとめていきたいと思います

 

 

Impossible is Nothing!

(不可能なんてありえない)

 

こんな風になれたらなぁ

こんなことできたらなぁ

ワクワクしながら

でも

自分には無理だって

諦めてないですか?

 

それは

自分を知らないから

 

身体を動かし

自身を知り

自心に気づく

 

心身一如

目指せ

自分の専門家

 

目標達成とは

まずは自分を知ること!

 

トレーニングは

自分の見つけ方を

サポートしてくれます!

 

 

以前も少し書きましたが

津液って言葉

東洋医学の言葉で

イメージ湧きにくいですよね

簡単に言えば

体内にある水分

ってことなんです

詳しくはこちらを参考に👇 

 

 

 

そしてこの津液

これまでの気や血と同様

不足停滞(有余)

異常が起きます

 

それでは

困ったときのお助けマン

新版 東洋医学概論によると

 

津液不足

津液が減少し量的に不足した病態

飲食物の摂取不足

過剰な発汗下痢による流失

体外から侵襲したもしくは

体内に発生したによる損傷

などが原因となり起こりますが

この辺の考え方は

「運動するときは水を飲みなさい」とか

「熱があるときは水分取って」とか

「熱中症で汗が出なくなる」とか

「下痢で脱水にならないように」など

現代とほぼ同じですね

 

【症状】

口や咽頭の渇き

津液不足

 →口腔内を潤すことができない

皮膚や髪の乾燥

津液不足 

→髪や皮膚など体表を潤せない

乾燥便や尿量の減少

津液不足

 →大便の乾燥(→便秘になることも)

  尿量の減少

 

症状的にも

難しいものはあまりないです

現在でも

体内の水分が足りていないときに

出てくる症状と同じですね

 

 

痰湿

津液が停滞したり凝集したりして、人体に不要な物質の病理産物に変化して、本来の生理作用が発揮できなくなった病態の総称

津液の病理産物には、その形態に応じて湿の4つがある

病理産物は共通の特徴を有し区別することができないことが多いため、水湿水飲痰湿痰飲などど呼称することが多い

津液の代謝に関係する

五臓のの機能低下

気の推動作用の低下による運行の失調

多湿な環境での生活

多飲による過剰摂取

体内の機能が衰えたり

体外の環境に影響されたり

必要以上に摂りすぎたりして

これは明確なイメージというより

「水分取りすぎてむくむ」感じとか

「雨の日は重だるい」感じなど

日々の生活でも

体感することがありますよね

 

【特徴】

痰湿は形態が様々なため

  • 症状は多岐にわたる
  • 身体のあらゆる場所で滞る
  • 気血の運行を阻害する
  • 慢性化しやすい

などの特徴があります

 

【痰湿による病理産物とその症状】

湿

津液が生理機能を失い、全身に広がって停留した希薄な状態の水液

湿より濃密な状態で停留した水液

湿と水は臨床上

明確に区別することが難しいので

水湿と一緒にすることが多く

出る症状もほぼ同じです

 

〔症状〕

  • 身体の重だるさ
  • 浮腫
  • 下痢
  • 多湿降雨などの環境因子で増悪

 「あ、なんか心当たりある」って

感じじゃないですか?

誰もが一度は

経験したことがある

症状だと思います


 

水よりさらに濃密な状態で停留した水液

腹部•胸脇部•皮膚などに停留することが多い

〔症状〕

停留する部位により

  • 腹鳴
  • 動悸
  • 喘息
  • 浮腫

など固有の症状が起こります

この辺から

喘息(肺や腎)など

臓腑に関する症状が

出てきますね

※臓腑については蔵象学説を今度まとめますね



湿•水•飲が凝集して、固形物に近い状態になったもの

気•血の流れに沿って全身に移動

比較的上半身の症状が多い

〔症状〕

  • 咳嗽
  • 動悸
  • 眩暈
  • 頭痛
  • 意識障害
  • 精神障害
などの局所的な症状や
  • 食欲不振
  • 皮膚疾患
  • 運動障害
  • 腫瘍

などの全身症状が出てきます

ここまで来ると

津液の異常なのか

他の原因なのか

パッと見では

分からなくなってきますね



以上

津液の病理を

まとめてきましたが

基本的には現代でも

梅雨時期などを中心に

出現する症状が多いですね

むくみ重だるさ

その典型です

そこに

東洋医学的な考えである

五臓の機能低下からくる症状などが

みられたりします

西洋医学で解決しない症状は

意外と津液の問題だったり

するかもしれないですね

 

次回は最後の生理物質

の病理を

まとめていきたいと思います

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました🙇

皆様に少しでも

気づきのある

一日でありますようにウインク