苦手なこと、出来ないことほど
把握の仕方がざっくりしすぎてはいないか?
例えば・・・。
数学が苦手な人!
「ほんとに、数学全部できないですか?」
「足し算も、引き算もできないですか?」
学生をやっていた時も・・・。
予備校講師をやっていた時も思っていた。
思っていた。
苦手な人ほど、把握がざっくり。
これは大学5年生までの自分にも言える。
苦手分野ざっくりしすぎだろ。
「何が苦手?」と言われれば
「薬理が苦手!」
「法律も苦手!」
とは言えるんだが・・・。
「薬理のどこが苦手?」と聞くと
「覚えられない・・・。」
「法律のどこが苦手?」と聞くと
「日本語が入ってこない・・・。」
そんな解答ばっかり。
違う!!!!!
こっちが聞いてるのは!!!!
「薬理のどの範囲が苦手で苦手なのか?」
を聞いているのであって
なんで苦手になったかの理由を聞いているわけではない
あくまで、勉強に関しては、できないをつぶしていく作業。
できないを細かく把握できていないのに成績なんて上がるわけがない。
逆に言うと、細かく把握すればするほど
「やらなくていい範囲がわかる」
ここがでかい。
薬剤国家試験にも
資格試験にも
ビジネスにも
なんにでも時間の限りはある。
その時間の中で、いかに効率よく点数を上げていくか?
ということをしているときに。
点数が上がりきっている分野なんてやっている場合ではない。
仕事にしてもそう。
明日までやりきらないといけない仕事がある。
そんな時に出来上がった資料の見直しとかしている場合だろうか?
できていない部分を必死でやるはず。
それと同じだと思っている。
ぜひ!最近伸び悩んでいる人はもう1回!
「全体のできているところと、できていないところの把握」をしてほしい!
そこからできていないところを埋めていく作業こそ、点数を上げる近道になるから。
今日も「利他の心」で!頑張りましょう!!!