とある晴れた日曜日。
午後二時半。
ダウンタウンのど真ん中、ウエストジョージとホーンビーストリートにあるアートギャラリーの前の広場。
大勢の大人が集まり始めました。
興奮気味の大人たちはこれから始まろうとしている一大イベントを今か今かと待ち構えていました。
メガホンのサイレンとともに皆の注目が一気に集まる階段前。
そうです!1月10日はバンクーバーノーパンツデー!
バンクーバーでは2009年から始まり今年で8回め。
ニューヨークから始まったこのイベントの詳細はこちら。
雨の多い冬のバンクーバーでは遊びに飢えた大人たちが集結していました。
グループの代表が一通りの説明を終えると集まった皆との写真を先に撮っておこうということで参加者はノリノリでパンツを脱いで階段前に集合。
楽しそう。
皆での集合写真が終わりふと振り返ると変態さん。
集合写真にも参加せずズボンを下ろしたまま後列で仁王立ちしていました。
ここから2チームに分かれて別々の駅へ行くことに。
駅に向かう道のりまでは一度ズボンを履いてから向かいましょうとのこと。
私たちはBurrard組。
この時点ではまだ皆普通。ただやけにたくさんの人が一気に電車に乗り込む。
もちろん乗り合わせた乗客は何も知らない。
ここからは誰の合図があるわけでもなく皆おもむろにズボンを脱ぎ始める。
テレビ中継のカメラも追跡。
ここからは移動の連続。もうズボンは履きません。
隣の駅で降りて別の電車に乗り換え。
一般人に紛れる。
ズボンを履いていないこと以外日常の光景。
スーツ姿のダンディーなお兄様も。
安心してください。履いてます。
グランビルを大勢のパンツピーポーが横切る不思議な光景。
もう何がおかしいのか気づかないくらい自然な光景のように思えてきました。
そして最終的に自分が痴漢の様に思えてきました。
私はビビリでしたのでパンツは脱がずに参加しましたが写真を撮るだけでも参加可能です。
参加者たちはこの後皆でカフェに集まり食事をするようでしたが私たちは途中下車し彼らを見送りました。
衝撃的な光景を目のあたりにできるこのイベント、日本でも一部で行われているようですがここまで大々的にやってはいないと思うので参加できて良かったです。
一生忘れられない光景に出会えました。
そして今日のMVPは!!
何と言ってもこの方。
スーツ姿にピエロのパンツ。赤いボンボンのついたお鼻がとってもCuteでした♪
徹底した役作りで手ぶらに本。
完璧としか言いようの無いルックスでダントツの一位!(個人的な意見です)
日本では中々参加できないイベントが多いのも海外の魅力ですね。
以上、ノーパン部隊からのご報告でした!