今朝、携帯を片手にメールを一通送信。。

家を出た直後、携帯がないことに気付く。

閉めた家のドアをもう一度開ける。

捜索開始。


テーブルの上。

ベットの中。

ラックの上。

洗濯機の上。

冷蔵庫の上。


ない


パソコンデスクの上。

しゃがみこんで床の上。

お風呂場。

ないとは思いつつトイレ。

ちょっとひねってお風呂場。


ない


あ!と思って玄関の棚。

鞄の中。

もう一度テーブルの上。

もう一度ベットの中。

もう一度ラックの上。


ない



携帯を鳴らしたい




電話機は使わないからクローゼットにしまったんだった




もうタイムリミット。


一日のスケジュールを思い出す。

人と会う約束がないか。

メールをしておかなければならない人がいないか。




いってきます


携帯、家出したんだ・・・

そう思った

ちょっとだけ悲しくなる

最近、邪険に扱ってないかどうか真剣に考える

うん

今日の朝、確かに私はヤツを見た。

朝まではヤツは確実にあそこに居た。




電車の中で吊広告をまじまじと見た
時間が分からない
携帯家出事件はいいネタになった
PCがあるんだからメールすれば鳴らせたことに気付いた
待ち合わせして会えた時が笑っちゃうほど嬉しかった
もう一つ無くし物をして、あぁ私はまた何かを無くす、そう思った。
もう一つの無くし物が見つかって、あぁ携帯も出てくるな、そう思った。




ただいま


絶対に家の中にあるはずなんだ
携帯がどこかにワープして、とんでもないところから見つかったら。。
いや、うん。ある。あるよ。ないわけない。多分。


PCからメールしてみた


ならない


なんで
どうして




聞き覚えのある音


遠くで。


ほら。やっぱりある。
良かった。
ほらね。ないわけない。


もう一回メール。


今度は音のした方で待機。





答えは靴箱の中。


あー・・そういえば靴箱から靴を出した。


うん。


あったね。


うん。ないわけない。




さて、オチの報告メールでもしますか。


今ここ。
私がおそるおそる新しい道に踏み出していた時

出会ったあの女性

今、どうしてるんだろう

笑顔を絶やすことない
綺麗な女性

何だか全てを悟った顔をして
背筋がいつでもピンと伸びていて
動揺なんて見せることもせず

いつも姉御肌っぷりを発揮していた彼女

でもその影に私は何かを感じていて
素直に甘えることが出来ないでいたんだっけ



そしてしばらくして
突然私たちの前からいなくなった

元気でいるのも知ってました
ブログを書いているのを知っていたから

去りたい訳があったのでしょう

追い求められたい人じゃないのを
私はどこかで感じていて
だから何もしませんでした

しばらくしてブログも閉鎖


それから数年
偶然にも彼女のブログを見つけました

相変わらずの姉御肌っぷりで

でも、
そこでの彼女は
前の彼女とは違う顔でした

生き方は人それぞれ

全てを変えたくて去ったあの女性


今、幸せですか?

私、あなたと会ったあの時、
あなたの抱えている何かが見えた気がして
あなたの目をまっすぐ見ることが出来なかったんです

多分、あなたも私のそれを感じていた

でも

あなたの言葉や笑顔は
みんなに力を与えていること
愛情を与えている人だということ

私はちゃんと感じていたんです

昔も今もそれは変わりません

あなたが背負っているものは
私には想像出来ないものかもしれません

また会えることがあったとしても
生き方の違う私とあなたは
語り合うことが出来ないかもしれません

だけど
こっそり尊敬しています

同じ女性として

強く優しく美しく
しゃんと背筋を伸ばしたあなたを
私は尊敬しています

あなたがあなたであり続けていること
かっこいいな、と思っちゃいます

私は私の筋の通し方で
彼女は彼女の筋の通し方で

これからも同じ時代を
違う場所で

頑張っていけたらいいな

そう思います
洗濯物からの湯気

タバコの煙

ふとよぎった気がする影

お皿からの湯気

うん。見えてる見えてる。

大丈夫。幸せ。