| 金融庁の基礎知識【電子書籍】[ きんたま ]
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金融庁の基礎知識
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グーグルで画像検索して見てください。佐々木清隆。一言で言えば、レオンの読者モデルです(一言ではないですね)。
個性的なのは見た目だけでなく、行動原理もいわゆる官僚っぽくはありません。ランチは毎日、外部の民間人と食べます。昼ちょっと過ぎまで、秘書に頼んでも絶対アポは入りません。
とにかく外部人脈を開拓してネタを仕入れ、部下に「こういうこと聞いたけど、調べて」と指示する。部下のレポートに対しては、「俺の友達は、そんな事言ってなかったぞ」とけちを付ける。部下の言うことよりお友達からの情報を重視する。誰かさんみたいですね。え、森長官ですか?
まあ森田宗男・証券取引等監視委員会事務局長とは対照的で、傍若無人だけど突破力(迷惑力)はSランク、という人です。
たとえば部下が会議の説明資料のレクに入ると、「こんなややこしいこと分かるか」と逆切れし、間違った理解のまま会議に臨むが、決して非を認めずマシンガンのようにまくし立て、気がつくと、相手を納得させてしまう(疲れはてて沈黙してしまう)という、恐るべき人です。
部下が「コップに水が半分」とレポートしたら、「コップがあふれそうだ!至急追加のコップ購入予算を」と上にアピールする、超攻撃型FWタイプです。
昨年の東芝/新日本の会計スキャンダルの時も、調整もへったくれもなく、ばりばりオフェンス1本やりだったのは記憶に新しいところ。結局、立件には至りませんでしたけど。
出だしはパリの経済協力開発機構(OECD)ですが、なぜかイタリアおやじになり、白シャツは持っていない(カラー、柄シャツばかり)というのが自慢(本当なのか?)です。見ての通り、ジム通いを欠かしません。皇居の回りも走っています。でも最近はちょっと、おなかが出てきましたね。
金融庁では証券等取引監視委員会が中心で、正直、主流というわけではありません。公認会計士監査審査会の事務局長(審議官級)から監視委の事務局長に上がって、そのまま退官か、と思われていました。
ところがいったい、何で急にこんなにぶいぶい言わせるようになったのか。だってイメージとして、金融庁という文明国に、遠くかなたに隔離しておいたはずのフン族が乱入してきてみんな困惑、みたいな感じですよ。
で、何とも言い難いのですが、最近のお手柄で言うと、IFIARの東京誘致ですかね。これは監査法人を監督する各国当局で作る国際機関で、バーゼル銀行委員会の弟分といえなくもないかも、ぐらいの存在です。
(続く)
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森信親長官の金融庁は金融機関をどうしたいのか?
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