こんばんわ。
ことばとこころのカウンセラー 清水宏美です。
今日は、
言葉の症状も、心理、性格、気質を現していることがある
ということを、書こうと思います。
ご興味おありの方、お付き合い頂けましたらと思います。
例えば、喉の奥で作る /k/ の音
か き く け こ
の元になる音ですが、
これは喉の奥で、空気の流れに乗った振動を、破裂させて作ります。
伝統的な言語療法では、これを
定位法などで、音を作る場所とやり方を教え、
直していきます。
割に小さうちから、普通には聞かれる音ですので、
観察を続け、5歳6歳になっても出なければ、
セラピーの対象となるのが、通常ではと思います。
しかし、どうやら か行音のない子どもを見ていると、
自分の意思を はっきり伝えることに抵抗がある
子どもが多いのでは、という気がします。
はっきりものを言うのが苦手。
優しい子に多い気がします。
人の気配を読んでいたり、独特の遠慮をしていたり
あるいはもともと持っているおっとり目の性格
と言ったものもあるように思います。
それで、自分を主張するような場面や
主張してもいい雰囲気や
どうしたい という意思自体を育てていくような働きかけをしていくと、
自然に発音が直っていう
か行が出せるようになっていく
ことがあります。
自然に発達する、ということで、
私はこちらのアプローチの方が好きです。
問題自体に目を向けるのでなく、
その元になっているものにフォーカスしていく。
同じような傾向は、身体に出ていたりもします。
しゃんと立っていないように見える姿勢、
下向き加減のことが多く、上に開いたような運動が苦手、
など、
そんな時は、それに働きかけるような身体運動なども取り入れていきます。
このように繋がっているので、全人的なアプローチをすることが可能になります。
母親が強く、子どもが受け止める役割をする親子関係でも、見られることがあるかなと思います。
はちゅおんのことを もうちゅこち くわちくちりたい かたは
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こころとことばのセラピスト 清水宏美