消化器病の診断における獣医師の思考パターン
先日、動物取扱業者の講習に参加してきました。
今回は、府立大学の獣医師と、洗剤のサラヤさんの施設の衛生管理のお話と、行政の方による動愛法の講習でした。
獣医師の先生のお話「消化器病の診断における獣医師の思考パターン」が大変興味深く面白かったです。
獣医師は、飼い主さんのお話と患畜の様子から何を読み取り、どんな処置をするかという、獣医師側から見たお話でした。
まず、シグナルメント(動物種・品種・年齢・性別)
そして、飼い主の主訴、動物の客観的な症状、現在の症状の詳細な病歴と重奏度。
吐物・糞便の性状、食事に関連する詳細な情報、消化器以外の症状の有無、既往歴。
これらの情報から、視診、触診、聴診・打診。
うさぎは吐かないので、吐物の状態がどうのこうのはないですが、犬や猫は、吐物の状態や食べてからどれくらいで吐いたかによっても、検査する項目が変わってくるそうです。
嘔吐反射のメカニズムや、便の様子と下痢の分類により、大腸なのか小腸なのかなど専門的なお話も聞けました。
今回は、うさぎの話も少しありまして。
うさぎは抱っこが好きでしょうか~?
好きではありません。
と、小学校で講義をする際にも、必ず話をされているそうです。
中には嫌がらないコもいるけれど、無理に抱っこをすることで落ちて骨折することがあるとか、犬猫とは肺の機能が違うので強く押さえないとか。
診察する際も、呼吸の様子を詳しく聞く必要があるとか、わかりやすく話していただきました。
呼吸が不安定な場合は、まずは酸素室に入れてからで、呼吸異常がある時は触らないというような、うさぎの消化器病診察は困難だとのお話でした。
うさぎと暮らしている私たちなら、抱っこが苦手で胸を強く押さえない等当たり前のお話であっても、犬猫のみ扱っているお店の方なら、知らないことも多々あるでしょう。
『動愛法の改正で、ペットショップでの夜の8時~朝の8時まで、犬猫の展示が出来なくなり、そのお陰(そのセイよーー)で、これまでうさぎ等小動物を扱っていなかったお店が、知識もないのに扱い始めているのよね・・・』※ここは独りごとヽ(゜▽、゜)ノ
何やら、うさぎの骨折について調べている獣医師もいらっしゃるとかで、骨折をしたうさぎの半数以上が落下によるものとの調査が出ているそうです。
今回の講義内容とは関係ないのですが、
これまで、獣医師になるための獣医学部は、大学により授業のカリキュラムが異なっていたそうです。
それが、平成25年の入学生から獣医学共用試験なるものが開始されることになるとか。
これは、獣医師になる前の学生さんが、5年や6年生で決められた試験をパスすると、実際に診察が出来るというものらしいのです。
試験は知識だけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションも必要とのことで、面接も重視されるそうで、あと数年すれば、獣医師ではない学生さんに診察してもらうことがあるかもしれません。
(もちろん、仮免ですから隣に獣医師さんが付き、飼い主さんの許可をいただいた上でとのことです)
これまで、トランプが出来るほど様々な動物病院に行きましたが、中には「アンタ、ほんまに動物好きなん?」と疑いたくなるような先生もいましたからね・・・
一度ブチ切れそうになり、診察は結構ですーと帰った病院もありました。
エラそうに言うつもりはないのですが、やはり大切なコを託すわけですから、信頼関係は必要です。
以前、府内の大きな病院の副院長先生の講義を聞いた時、「今の若い獣医師さんは、知識はあるのに、飼い主さんとのコミュニケーションが出来ない」と、飼い主さんの気持ちを汲み取ることが出来ない獣医がいると嘆いておられました。
知識がないのも困りますが、こちらの気持ちを理解してもらえないのも困りますね・・・
うさぎに詳しい病院がまだまだ少ないですから、学生さんのうちから色々経験を積んでいただいて、信頼できる先生が増えたら助かります。
今回は、難しいお話をたくさん聞けましたが、それを皆さんに伝える知識が乏しいことが残念で・・・
もっと勉強いたします。
コレ、そのまんまオレンジジュースやった・・・
★今後の参加催し★
4月29日バザー&譲渡会 大阪・阿倍野長屋
5月10日東大阪ふれあい祭り 東大阪・花園中央公園
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