いのちの大切さを教えるということ | うさぎSUMMIT byディブル

いのちの大切さを教えるということ

今日は、学校飼育に頑張っている方と、お話をしました。


そこには、「いのち」ではなく、「モノ」であるうさぎたちの話がとめどなく出てきます。


「いのちについて教える」ことの難しさを感じます。


そして改めて、「学校での飼育」に対する疑問が出てきます。


この春のことですが、「ひまわりと子犬の7日間」を姪の長男(今年から小学生)と見に行きました。


どこまで彼が理解出来るかはわかりませんでした。


普段から、保護うさぎたちがナゼ我が家に居るのかは簡単に話をしてきました。


仲良しのあまねちゃんがうさぎ部屋から居なくなったことも、「とても素敵なこと」だと教えて来ました。


大好きなワンピースの映画でさえ途中で寝てしまう子なんで、寝てしまうやろなぁと思いながらも、どうしても見て欲しかったのです。


映画は、前半から、管理センターで処分される犬の様子を撮していました。


堺雅人さん演じる職員さんが、今から処分の機械に入れられる犬たちに、最後のソーセージを与える映像。


「この犬たちな、あらしやマーブルたちみたいに、捨てられたコたちやで」

「あらしたちはうちに来たけど、この犬な、行くとこないねん。だから今から、殺されるねん」

「あの機械に入ると、悪いガスが出てきて、苦しくて死んでしまうねん」


職員さんが押す赤いボタンがアップになります。


「あの赤いボタン押したら、ガスが出てくるの」


と、映像に合わせて説明しました。


もしかして、「ふーん」って流すかもって思ったんですが、


ボタンを押す瞬間、


「アカン、押したらアカン」


とっさに出た彼の声を誰もが感じたなら、消えていくいのちも減るのにね。


結局、最後の一番いいシーンの直前で寝てしまったケド(-"-;A


彼がどう感じたのか聞かないまま家路に。


帰り道の自転車の後ろから聞かれました。


「なんであの犬たち、殺されなアカンの?あっこちゃん、飼えばええやん」


「そうやな。でもな、捨てられるコたちは、100匹が100個以上(100の単位までしか理解出来ず)いるねん。さすがに、うちの家でもそんなにたくさん飼われへんやろ」

「だから、みんなが捨てへんようになれば殺されることもなくなるねんで。みんなに、捨てたらアカンって伝えて行こうな」


「うん、わかってる」


その夜、お風呂に入っているときにも映画の話になったので、これだけ伝えなければと。


「あのおじさん、殺したくて殺しているんやないで。お仕事なんやで」


でも、すかさず言われました。


「犬を殺す仕事なんてないよ。殺す仕事なんてない」


そうやね、そんな仕事ないよね。


もちろん、あのおじさんたちが、新しく飼ってもらえる人をがんばって探していることもわかっているようです。


彼がどこまで理解しているのかはわからないけど、日々伝えていることは、ほんの少し理解してくれているのかもと思いました。


うさぎSUMMITbyディブル あらしに薬を与えています。


本人の希望もあり、年末年始の10日間、あらしのお世話を全面的に任せてみました。

(もちろん、側にしっかり付いています)


食欲のないあらしに、野菜や果物をすりおろし、それをガーゼでしぼったジュースをシリンジであげる。

薬を飲ませて、ケージの掃除をする。


「あらしって、面倒くさいな」って言いながら、それはそれで嬉しそうに動いていました。


いのちを育むのは、面倒くさいのです。


学校飼育の中では、「死ぬことを見せることも教育」という考えがあります。


でも、まともにお世話もしていない動物が死んで、何を感じるというのだろうか・・・


やっぱり、スッキリしないなぁ。


彼が大人になった時、この国は本当の先進国になっているやろうか。


うさぎSUMMITbyディブル 今西乃子さん著


様々な、動物愛護の本を書かれている方で、この本は、夏休みの読書感想のおすすめ本になっています。


愛媛県のセンターのお話で、胸が苦しくなるお話もありました。


飼い主が持ち込んだ犬。


その飼い主から、「まだいますか」との連絡があり、気が変わってまた飼ってもらえるんだと喜んだのも束の間。


母子でやって来た飼い主は、その犬と子供を一緒に写真に収め「記念に」と言い帰った。


ツラすぎます。


処分しなければならない職員さんの葛藤や、正しく飼育してもらうためのしつけ教室への思いも書かれています。


「しつけ教室は犬のしつけではなく、実は飼い主さんのしつけのことなんですよ」

「まず犬という生物をよく理解してもらい、犬を幸せにできる飼い主さんになってもらうためにどんなことが必要か?それを知っていただく教室でもあるんです」


私も常に考えます。


「捨てるのは簡単ですが、助けるのは簡単ではない」


断る勇気も、引き受ける勇気も、同じくらい必要なんです。


そして、私自身が活動の基本と考えていること。


「捨てられた1頭を救うことより、捨てられる1頭を減らすことが大切だと思います」


そしてどうか、


「かわいい」「かわいそう」だけでは、命の責任を負うことはできない。


※「」内は、本文より抜粋


と言うことも知って欲しいと思います。


小学生向けにしては、重い部分もあるかもしれません。


でも、形だけの「飼育」よりも、この本1冊の方が、ずっと重みがあるのではと思いました。


「いのちの大切さ」を教えるのは難しいです。



うさぎたちの現状を知ってもらえるように、保護っコたちに素敵な家族が見つかりますように。
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