動物も傷つくのです。 | うさぎSUMMIT byディブル

動物も傷つくのです。

我が家にはこれまで、50匹以上の保護動物がやって来ました。


犬に猫にうさぎ、チンチラやハムスター・・・


捨てられたり、虐待現場やセンターからのレスキューだったり・・・


みんな、色んな思いを持って卒業してくれました。


先代犬のはなちゃんは、繁殖場で繁殖犬として使われていました。


10年以上、部屋から出ることもなく、3段に積み上げられた網のケージの中で暮らし、上のケージで暮らす仲間の糞尿をかぶりながら、ゴキブリだらけの部屋で生涯のほとんどの時間を過ごしていました。


レスキューされ初めて会ったとき、まともに歩くことも出来ず、体を震わせながらほふく前進で逃げ、近づくとお腹を見せて(降参のポース)お腹を上に向けたまま、ひたすら震えていました。


その姿を見るまで、はなちゃんが過ごして来た時間が、どれほど過酷なものだったのか、よく理解していない自分が情けなくて、どう接したらいいのかわからなくなったこともあります。


少しづつ、少しづつでいいから私のことを理解してもらう、それが目標で。


我が家に来てから3ヶ月くらいまで、夜中にうなされて起きることもしばしばありました。


驚いて起きて、辺りをキョロキョロ見直して、私が背中をトントンすると安心して眠る。


少し歩けるようになってからも、それまで散歩に行ったこともないので、外に出しても一歩も歩きません。


それでも、はなちゃんに普通の犬の暮らしを知って欲しくて、朝晩と抱っこをして公園に行きました。


通り過ぎる人に、「抱っこされてズルやねぇ」とか「そんなの散歩にならない」「甘やかしすぎ」と言われたこともあります。


はなちゃんがビビル姿を見て、「愛想が悪い犬」と言われたり、ドッグカフェで出会った方に、「この子がこんなんなのは、飼い主のアンタがちゃんと育ててないから」と言われたこともあります。


子供たちに、「ワンちゃんだー」と言って、囲まれたことで、パニックになったこともあります。


はなちゃんのような状況にある動物がたくさんいることを知って欲しくて、可能な限り説明するようにもしました。


徐々に、散歩も出来るようになり、徐々にご近所の方も理解してくれるようになり、1年過ぎた頃には、少し落ち着きのないワンコくらいの感じで、人間界の生活にも慣れてくれました。


それでも、元の繁殖屋が老人の男性だったこともあり、同じくらいの年齢の方が近づいて来ると、小さく震え、その人が通り過ぎるまで固まったままでした。


犬だから、人が好きだとは限りません。


必ずしっぽを振るとは限りません。


猫だってうさぎだってハムスターだって、心があります。


傷つくこともあるし、ちゃんと愛情を感じることも出来るのです。


今、様々な国で進められている「イエロードッグプロジェクト」


今年、スェーデンで始まった運動だそうです。


リードに黄色いリボンや黄色いものをつけている犬を見かけたら
それは、そっとおいてほしいワンちゃんです。

どうかあなたのワンちゃんをそのコに近づけないであげてください。
どうか離れていてあげてください。
そのコと飼い主が立ち去れるよう、どうか道を空けて少し待ってあげてください。
 

そっとしておいてほしい犬たちには、様々な事情や理由があります。
  健康上の問題
  トレーニング中
  社会復帰のための訓練中
  他の犬が怖がったり、他の犬が近くに来ると反応してしまう


元のサイト「THE YELLOW DOG PROJECT」  (英語のわかる方はコチラを)


日本語バージョンはコチラ


黄色いリボンは、映画のイメージから幸せな感じがあると思いますが、動物管理センターで飼い主持ち込みの犬は、首に黄色いリボンを付けられているのを見て、黄色いリボンを見ると悲しくなっていました。


でも、この運動が広く知れ渡り、思いやりのリボンになればいいなと思います。


はなちゃんが亡くなって数日後、散歩の時に何度かお見かけした程度の方から、声をかけられました。


「あの、足の悪い茶色のワンちゃんは?」


亡くなったことを伝えると、


「そうですか。あなた、頑張っていましたね。ワンちゃん、すごく幸せだったと思います。うちのコ、大切にしますね」


普通の犬の生活は、1年と8ヶ月でしたが、はなちゃんが我が家に来た意味は、ちゃんとあったと思います。
うさぎSUMMITbyディブル 人の手が苦手なまろん。


つい、ガウガウしちゃいます。


嫌なこと、いっぱいあったんだよね。


でもね、先輩のカミカミまるちゃんも、トライアル中に家族皆の手を噛んじゃったこはるちゃんも、本当の家族に大切に大切にされています。


だから、気長に、気長にキミのことを理解してくれる、本当の家族のお迎えを待とう。


黄色いリボンが外せるように、ゆっくりゆっくり本当の家族のお迎えを待とうね。



11月18日大阪・大日ベアーズのフリマに参加します。

11月25日京都・梅小路公園ベジフェス京都2012・に参加します。



うさぎたちの現状を知ってもらえるように、保護っコたちに素敵な家族が見つかりますように。
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