日本オーディオ協会の啓発活動

エンタメ業界でのサラウンド普及


について調べてみた。


日本オーディオ協会に関しては…ホームページを見る限りはイベントやってるとか個人会員を集めて座談会をやってるとかぐらいしか見えてこない。ググッてもそれ以上の目を引く活動はあまりでてこない。


エンタメ業界については、これは映画館以外の話で、例えば遊園地等のお化け屋敷、ゲームセンター、eスポーツなど。これに関しては、eスポーツ向けにはサラウンドのセットが発売されていた。実際サラウンドを組める上位機種はどれぐらい売れてるかは調べてないけど一応商品としては発売されていた。お化け屋敷やゲームセンターは調べたけど、普及してる感じには見えなかった。


お化け屋敷なんかはサラウンドスピーカーをセンサーと連動させて人が通った時に耳元で囁くような声とかを出すのも良いかと。実際心霊YouTubeチャンネルで心霊スポットで起きる現象はそういう声がしたりする現象が多いのでそういうのを見てる人ならゾクッとするはず。ヘッドホンを装着して歩くようなものはあるみたいだけど、ヘッドホンではリアリティがない。スピーカーから鳴った方がどこから鳴ってるかわからない恐怖がある。当然スピーカーは隠して設置するので。


ゲームセンターに関しては、レースゲームが中心になると思うけど、PS5のグランツーリスモ7なんかはAVアンプ通してリアスピーカーも設置してゲームをすると後ろから車が来たら後ろから音が迫ってきたりする。右側左側に車がいるならそっちから音がする。


こういうことが家でもできるんだから、上記のような場所でもやった方がより没入感が上がって楽しめる。


他にも映画館などでいろんなCMが映画本編の前に流れるけど、あのCMでAVアンプやサラウンドシステムがあれば家でも楽しめるというような宣伝とか見たことない。


興味があって調べて買う人だけではオーディオの衰退は加速するばかりかと。まだ国内メーカーが新製品を発売してる今のうちに興味がないのが存在を知らないから興味がないだけの潜在需要を掘り起こすような活動がないよなぁって思う。


YouTube見てもオーディオチャンネルでやったことない人がやってみようと思うような身近な感じに見える動画も見つけられない。自分が見つけられなかっただけかもしれんけど。


とにかく最近思うのはどうにも業界全体が若者世代を取り込もうという姿勢がない。取り込むにはまずはホームシアターを入口にして、最初はエントリー機のAVアンプとスピーカー2本とかでいいと思うから、そこから映像に対しての音だけではなく好きなアーティストの音楽も良い音で聴けるっていうところから、ステレオ再生にこだわるのもいいし、サラウンドをグレードアップするのもいいと思うんだよね。


なんか業界としてそういう活動もあまりされてないのに衰退を止められるわけないよなぁって思った。やっても止められないかもしれないけどまずやってみないと。せっかくDENONなんかはAVR-X1800HやAVR-X580BTなどのこれから始める人が手のだし安い価格のBluetoothも対応した機種もあるのに勿体ない。


そんなことを思う今日この頃。