という話をここ最近耳にしたり目にしたので個人的な見解を書こうと思います。
(前にもこんなようなこと書いたような書いてないような…)
※技術的に詳しいわけではないので、あくまでも実際に聴いて違いを感じるのでそこからの見解になります。
目にしたり、耳にしたりした印象としてはあくまでも増幅する部分で音色の変化はないので、それ以外の部分で意図的に音を変えてなければ変わらないと言ってるのかなぁと思いました。
というのも、まず事実として音変わらないならいろんなメーカーがエントリー機~ハイエンド機までを作ったり、モデルチェンジをしたりする意味が無いと思うんですよね。更に実際に聴いてみても音は違うわけです。プラシーボのレベルではなく違うわけです。これで変わらないというのは測定した数値とは関係ないところで変わってるのでは?って思うわけです。
誤解されたくないのでもう一度言いますが、増幅する部分での音の変化はないかもしれません。
なので変わらないというのは正しいと言えば正しいかも?
じゃあどこで音が変わってるのか。増幅する部分は増幅してるだけということはその前の部分では?例えばプリメインアンプであればプレーヤーから音が入ってきた段階の増幅前のプリアンプ部などでメーカーの色をつけていたりしたら音は変わりますよね?
そこも色をつけてない物同士で比較したら、少々の数値の違いでは変わらんでしょうね。
次に実際に音が違うと言い切れる機種ですが、AVR-X2700HとAVC-X6800Hです。これは今目の前に二段積みで直ぐに繋ぎ変えて聴ける状況なので間違いないです。
ではどのように違うのか。AVR-X2700Hは確実にAVC-X6800Hよりも低域の100~200Hzもしくは300Hzぐらいまででしょうか。ピュアダイレクトにしても持ち上がってます。また、空間表現がAVC-X6800Hよりも同じ曲聴いても狭いです。解像度も落ちます。オーディオマニアじゃなくても音の違いがある程度聴き分けれる人ならわかるレベルで違います。
この2台のAVアンプは同じDENONで、年式も3年ぐらいの差しかないですが、金額は6倍ぐらいAVC-X6800Hの方が高く、スペックでわかる違いはAVC-X6800Hの方が
・1chあたりの最高出力が大きい
・全ての音がAL32 Processingというアップサンプリング回路を通る
は公式サイトで比較したら誰でもわかる違いです。
このAL32Processingは音変わりそうな気がしますね。
ちなみに家はプレーヤーもなくアンプ前面のUSBメモリに入ったCD音源、ハイレゾ音源が基本になるのでここでのロスや色付けもないので音は変わりにくいはずです。ケーブルも純銀単線なので銅よりも伝導率は高いのでそこでの変化や抵抗も少ないはずです。
それでも同じスピーカーを上下のアンプで繋ぎ変えて聴くと全ての機種で同様の違いが得られます。
比較試聴機種は
DIATONE
DS-600ZX
DS-4NB70
DS-100ZV
ONKYO
D-102EXG
DENON
SC-E757
aiwa
SX-N3000
SX-LFD55
ミニコンポのスピーカーからハイエンド、小さい機種から大きい機種まで比較試聴して変わりましたので、結果的にはアンプのどの部分でその変化が起きてるかは別として、もしくはスピーカーケーブルやスピーカー本体に入ってきた時点で変わってるのかはわかりませんが、アンプを繋ぎ変えて変わってるのでざっくり言えばアンプで音が変わっているという認識です。
ただまあ、高い機種が必ずしも良いという固定観念や先入観はなるべくなしにしたいとは思うので、高ければ音がいい、好みの音が出るとは限らないので、安い機種も高い機種も所持し続けています。アンプもスピーカーも。
結局最終的には音楽を聴く人自身が良いと思う音で聴くことができるならそれが一番であり、アンプで音が変わる変わらないはどうでもいい話だと思います。それを測定結果が変わらないから変わらないみたいな話に縛られたら楽しくなくなると思うので、そういう情報が入ってきた場合はそうなんだ~ぐらいに知識として持っておけばいいかと思いました。