■3月30日(月)@帰国■


SAチームはそのままLAに滞在されていたので、ホテルでお別れのご挨拶をしてきました。

で、ちょっと眠ったか眠らないかで、みんなでLAの空港へ。

シャトルバスの運転手のおじちゃんが、やたらと仲間思いの気のいい人なところだったことも、ちょっと泣けてきました。

PAのブライアンとはここでお別れ。

成田についてから、それぞれのバンドさんたちともご挨拶。


そうして、私の様子は4月のブログのSXSW日記に始まっていくのです。(ああ、壮大な時間がかかったSXSW日記だった・・・)

その間、5月くらいに、このSXSW日記をどうして書いているのかという想いも書いてました。

結局はそれが伝わっていればいいので、また同じことをここに引用してみます。


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だんだんとアメリカのことを思い出すこともそんなにひっかからなくなってきました。
たぶんアメリカ日記の最後に書きたいと思えることが見えてきたからだと思う。


たとえば、バンドという「木」が、アメリカという「土」からどんな風に吸収していってくれてるのかなって。
「土」は、バンドの過去の経験だったり、支えてくれる人やファンだったり、表現力だったり、といろいろあるんでしょうけど、その中にあのアメリカの「土」が混じるとどうなるんだろうと。
できたら、もともとある「土」と一緒にいい栄養を吸収していてくれるといいなぁと。


私が知っている木には、小さいものから、すでに大きな巨木まであり。

でも、どんな木でも、いつでもしっかりとした幹を持っていてほしいです。
決して、ぽっきり折れたり、元気がなくなったりしないように。


土なので忘れられてしまうこともあるかもしれないでしょうし。
ただ、忘れてしまっていても、僅かだけでもいいから吸収して、素敵な木になっていてくれるとすごくうれしいです。
そうされることで土も豊かになっていくと思うから。
風が吹いたり、落ち葉がおちたりして、なんかそんな感じに。


私はできたら土に栄養を与えられるような人間にはなりたいですが・・

でも、ああ、うん。


それでも、過去に心や体を痛めて土を豊かにしようとしてきた人たちを知っているので、

その人たちに敬意を忘れないように書いていこうと思います。

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今でもその想いは変わっていません。

今回参加されたバンドさん、これから参加されるバンドさん、過去に参加されたバンドさん、そしてアメリカのみなさんにこんな想いが通じたらいいなと、思います。

今がどんなかたちになっていても、アメリカでの経験が何かしらの糧になってくれていることを願っています。


もちろん、私には、いつもいい経験として心の中に残っています。


今回、ご縁がありましてご一緒させて頂いて本当にありがとうございました。

濃くて長い時間、お疲れ様でした。


そしてここまで読んで頂いた方も、ありがとうございます!