■3月20日(金)@SXSWについて■


さて、いよいよJapan Nite #1の当日。

でも、それを書く前に、せっかくなのでSXSWについて軽くおさらい。


SXSWというのはフェスティバルでもあるんですが、それ以上に「見本市」という役割りもあります。

つまり、ただ音楽を楽しむだけでなく、業界関係者とのコネクションをつくることも全面に出しています。

だから、ライブのことを「gig」とは言わず「showcase」とはっきり言うし、パネルディスカッションのようなイベントも連日目白押しにあります。

海外へコンテンツの配信という視点から、JETROが協賛していた時期もありました。


詳しくはアジア事務局のここのページをご覧ください。

http://sxsw-asia.com/about.html


えらそうなことを言ってしまって大変恐縮なのですが。



音楽をただ楽しむ、、、というバックグラウンドだけでないSXSWはパフォーマーにとってシビアな環境に思えます。でも、別の見方をすれば、やりがいのある環境なのかもしれませんね。

だから、SXSWというイベントは本来こういうものなのだ、ということをみなさんがご理解頂けたうえで行動するかしないか、という選択は、、、やっぱり必要に思えるんです。


私なら、自分がそういう立場に立ったら、つらくなるかもなぁ。しんどいですよね。

でも、基本は「楽しむ」ことから離れちゃいけいないと思います。

音楽って「楽しむ」ことが何よりも大事だと思うから。

シビアなとこにいたって自然と楽しめる人ってすごいなぁって凡人の私は思ってしまうわけです。


そして、いろんなバンドさんのストーリーを垣間見れることはラッキーなことだと思っているし、そのバンドさんがどんな過程をふんでいようとも、この先、どんな未来を歩んでいこうとも、真剣であればそれは確実に美しい、、と、思います。

(・・真剣、という言葉は語弊がありますね。「自分のしていることから逃げない」って感じで捉えて頂けると。)

そりゃ応援したくなるんですよね。


あ、くさいこと書いちゃったん。

でも、私は今回で5回目の参加になりますが、なんかこうやって書いてみると、私自身も忘れてたことがたくさんありました。過去の私が今の自分を見たら、怒られてしまいそうです。

・・・役不足な私で申し訳ありませんでした。


でも、逆に言うと、私が行った最初の年の感動はほんとにすばらしかったんですよね。



もし、今年、あなたが自分の中で感動できたものがあるのなら、それを忘れずにずっと保っていてほしいなぁ。

がんばってください。